税務署における1年の周期

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渡邊 崇甫税理士(元国税局 調査官)
公開日:2018年4月15日

税務署の運営のサイクルは、毎年7月1日に始まり翌年6月30日に終わります。

したがって、人事異動も毎年7月に行われます。

この1年のサイクルを「事務年度」といいます。

税務署の主な業務は「税務調査」です。

日中、税務署を訪れると署内にあまり職員が見当たらず閑散としているのは、ほとんどの職員が税務調査に出かけているからです。

この税務調査ですが、ひとつの事務年度の中でも時期により取り組み方が異なります。

  • 7月―12月
    ⇒ 上半期であるこの期間の調査成績が人事評価に影響するため、不正発見を主眼とする深度ある調査が行われる
  • 1月-3月
    ⇒ 所得税の確定申告という一大イベントがあるため、税務調査はひかえめ
  • 4月-6月
    ⇒ 通称ヨンロク(4-6)。調査件数のノルマを果たすため、件数重視の短期決戦型の事案を量産する。税務調査のラストスパートで調査件数がグッと増える。

税務調査が実施される時期そのものが、ある意味、調査の本気度を推し量る材料となります。

 

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調査官が指摘する問題点について、正確な事実関係を一から洗い出し、その事実を基に理論(法)的な武装をすることにより国税当局との交渉が可能になります。

税務調査の立会いに専門性が求められるのは、国税当局に対し事案に応じた主張すべきポイントを的確に見出し、妥協せずしっかり主張しなければならないからです。

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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