全額損金の保険への投資による利益の繰り延べ

当社は、2015年から2018年にかけて保険料が全額損金になる保険に対して6度の投資(総額1億3800万円)をしてきました。

この保険の投資には以下のような特徴を持っています。

主な目的 利益の繰り延べ
投資のタイミング 決算直前でもOK
繰り延べ期間 5年~13年

利益の繰り延べをすることで、5年~13年先の備えをすることができました。

この備えのおかげで、様々なチャレンジができ、結果として繰り延べが要らなくなるほどの売上を記録することができました。

2019年、この保険は役割を終えたので、すべて解約しました。

その過程を詳しくご覧いただきます。

2018年2月の国税庁通達により、現在この保険は販売されておりませんが、「出口戦略がなくても臨機応変に対応できた体験記録」としてお読みください。

全額損金の保険のスキーム

投資から繰り延べが完了するまでのスキームは以下のようになっています。

  1. 保険料を毎年支払う(保険料は全額損金)
  2. 返戻率がピークを迎える(約5年~13年)
  3. その時期に解約する
  4. 保険料の合計の約70~80%が繰り延べできる

以下の図は最初に投資した保険の返戻率を表しています。

返戻率がピークになる期間に解約することで繰り延べが実現します。

当社が6つの保険に投資した目的と、その事例

当社の節税は「次の利益を出すための投資」を目的としています。

具体的には、「従業員が、もっと高いパフォーマンスを発揮したくなる動機づくり」への投資です。

そのために、この12年間で累計9億円、約55の商品に投資をしてきました。

その結果、20年先までの経営基盤を盤石にすることができました。

本サイトは、節税商品探しに苦しんでいる経営者さんのために、当社が経験を語ることを目的としています。

「従業員が、もっと高いパフォーマンスを発揮したくなる動機」づくりの内容は、時期によって異なります。

2004年の創業間もないころは、「最低限の生活をするために必要なお金」。

次は「より高い報酬」、「退職金や年金」というように変化させてきました。

その動機づくりの結果、2015年は従業員のがんばりのおかげで、一つの事業が急成長し始めました。

お客様重視の姿勢で事業をしている以上、翌年の売上がゼロになる可能性は低いものの、何が起こるかわかりません。

そこで2015年から数年は、仮に売上ゼロという事態が起こっても「絶対つぶれない会社づくり」に取り組みました。

「絶対つぶれない会社づくり」への過程、そして結果が、従業員に安心感を与え、チャレンジできるという意識にさせました。

取組期間は、短期、長期、中期に分けました。

当時の代表の年齢が46才、従業員の年齢も40才前後でしたので、「~5年先」を短期、「5~10年先」を「中期」、「10年~20年先」を「長期」と定義。

取り組む順番は、中長期からと考え、そのひとつがこのページで紹介する「保険料が全額損金になる保険」です。

合計6つの「保険料が全額損金になる保険」の加入で、5年~13年先の間に最大で1億円規模の備えを持つことができました。

その他、同時期に同じ目的で投資したのはタンカーオペレーティング・リース航空機オペレーティング・リース逓増定期保険長期平準保険不動産となります。

5年~10年間の保険料を払える保証

初年度の保険料が払えても、翌年以降に滞ることで、返戻率のピークを迎える前に解約しなければならない事態になってしまっては加入した意味がなくなります。

当社では、最悪の事態を想定しつつ、支払いきれる目処をたてた上で、保険料の設定、加入をしてきました。

2019年、保険の役目を終え、すべての契約を解約

この取組のおかげで、繰り延べの必要がないほどの売上を記録しました。

2019年、保険の役割を終えたと判断し、すべて解約しました。

保険料が全額損金になる保険の加入事例

1回めの事例

加入時期 2015年10月
年間保険料 2,689,400円
繰り延べ期間 5年~10年
解約した時期 2019年12月(5年3ヶ月目)
払込保険料の合計 11,205,800円
解約時の返戻金 8,580,000円
解約時の返戻率 76.5%

詳しくは下記よりご覧ください。

2回めの事例

加入時期 2017年4月
年間保険料 2,210,760円
繰り延べ期間 6年~10年
解約した時期 2020年3月(3年12ヶ月目)
払込保険料の合計 6,632,280円
解約時の返戻金 4,688,194円
解約時の返戻率 70.60%

詳しくは下記よりご覧ください。

3回めの事例

加入時期 2017年6月
年間保険料 4,823,038円
繰り延べ期間 4年~7年
解約した時期 2020年3月(3年9ヶ月目)
払込保険料の合計 13,263,354円
解約時の返戻金 9,720,000円
解約時の返戻率 73.20%

詳しくは下記よりご覧ください。

4回めの事例

加入時期 2018年3月
年間保険料 5,000,660円
繰り延べ期間 3年~5年
解約した時期 2020年3月(2年目12ヶ月目)
払込保険料の合計 10,001,320円
解約時の返戻金 7,919,321円
解約時の返戻率 78.80%

詳しくは下記よりご覧ください。

5回めの事例

加入時期 2018年10月
年間保険料 2,515,860円
繰り延べ期間 3年~5年
解約した時期 2020年4月(1年6ヶ月目)
払込保険料の合計 3,564,135円
解約時の返戻金 2,624,400円
解約時の返戻率 73.60%

こちらは、同額の保険料で2口加入しました。

詳しくは下記よりご覧ください。

6回めの事例

加入時期 2018年10月
年間保険料 2,009,430円
繰り延べ期間 5年~10年
解約した時期 2020年3月(1年5ヶ月目)
払込保険料の合計 2,846,692円
解約時の返戻金 1,345,400円
解約時の返戻率 47.2%

詳しくは下記よりご覧ください。