全額損金の保険への投資による利益の繰り延べ

当社は、2015年から2018年にかけて保険料が全額損金になる保険に対して6度の投資(総額1億3800万円)をしてきました。

そのうち、1つ目の投資事例を紹介いたします。

加入時期 2015年10月
加入目的 利益の繰り延べ
年間保険料 2,689,400円
繰り延べ期間 5年~10年
解約した時期 2019年12月(5年3ヶ月目)
払込保険料の合計 11,205,800円
解約時の返戻金 8,580,000円
解約時の返戻率 76.5%

この保険をはじめ6つの保険への加入で、2019~2027年の備えができました。

この備えが従業員の安心感とチャレンジする気持ちを醸成し、結果として繰り延べが要らなくなるほどの売上を記録することができました。

2019年2月の国税庁通達により、現在この保険は販売されておりませんが、「出口戦略がなくても臨機応変に対応できた体験記録」としてお読みください。

こちらが、今回加入した保険の証券となります。

今回加入した保険の証券

利益の繰り延べができるスキーム

繰り延べが完了するまでのスキームは以下のようになっています。

  1. 保険料を毎年支払う(保険料は全額損金)
  2. 5~10年目にかけて返戻率がピークを迎える
  3. その時期に解約する
  4. ピークで解約した場合、保険料の合計の77%が繰り延べできる

実際の保険料と返戻金

年間保険料は、2,689,400円です。

返戻率一覧

5年間、保険料を払える保証

初年度の保険料が払えても、翌年以降に滞ることで、5年後の返戻率のピークを迎える前に解約しなければならない事態になってしまっては加入した意味がなくなります。

当社では、最悪の事態を想定しつつ、支払いきれる目処をたてた上で、保険料の設定、加入をしてきました。

税理士による節税効果の解説

渡邊 崇甫 国税局OB税理士
渡邊 崇甫

国税OB税理士の渡邊です。

保険料は全額損金になりますので、年間の節税額は以下のとおりになります。

年間保険料
2,689,400円
年間の節税効果
2,689,400円×34%=914,396円

加入から5年3ヶ月後、以下のとおり解約返戻金を受け取りました。

支払った合計金額
11,205,800円
解約返戻金
8,580,000円

解約返戻金は益金となり法人税の対象となります。

保険の役割を終えたことにより5年3ヶ月目に解約

高嶋麻由 サクセスフューチャー
高嶋 麻由

渡邊先生、ありがとうございます。
解説を高嶋に戻します。

中期的な将来に売上がゼロになっても大丈夫なように備えとして、2015年にこの保険に加入しました。

また、この備えにより、従業員に安心感を与えること、そしてチャレンジできる環境を作りました。

そのおかげで「備え」を超える売上を記録し、複数の売上の柱も立ちました。

これで「万が一」の心配がなくなり、保険の役割を果たしたと判断し、2019年に解約しました。

繰り延べをすることで、大きな目標を掲げてチャレンジできたことは非常に大きいと感じています。

この保険は販売停止になっていますが、他にも繰り延べできる商品はあります。

当社が最近投資している繰り延べ商品は下記の2つです。

繰り延べできる上に100%以上回収できるのが投資している理由です。

当社が最近投資している繰り延べ商品

また、ヘリ、プライベートジェットを「オーナー価格」で利用できるので、車での移動に時間がかかるような場所に行く際に利用しています。

その他、当社が経験した全ての繰り延べできる節税商品も合わせてご参考にしてください。

この保険におけるチェックミスがありました

「保険料が全額損金になる保険の役割を終えた」と判断するタイミングが遅かったため、余計な保険料を支払わなければなりませんでした。

決算時に「来期の支払いが確定しているものは何か」を精査する際に気づくべきでした。

この経験により、資産管理の方法、仕組みを見直すことでミスがなくなり、節税効果が従来以上にクリアに見えるようになりました。

当社の節税は、節税そのものが目的ではなく、従業員への投資による売上UPを目的としています。

御社の目的に応じた、当社の経験をお話できますので、お気軽にお問い合わせください。

2回目以降の加入事例

1回目の反省を踏まえた2回目以降の事例をご紹介いたします。

2回めの事例

加入時期 2017年4月
年間保険料 2,210,760円
繰り延べ期間 6年~10年
解約した時期 2020年3月(3年12ヶ月目)
払込保険料の合計 6,632,280円
解約時の返戻金 4,688,194円
解約時の返戻率 70.60%

詳しくは下記よりご覧ください。

3回めの事例

加入時期 2017年6月
年間保険料 4,823,038円
繰り延べ期間 4年~7年
解約した時期 2020年3月(3年9ヶ月目)
払込保険料の合計 13,263,354円
解約時の返戻金 9,720,000円
解約時の返戻率 73.20%

詳しくは下記よりご覧ください。

4回めの事例

加入時期 2018年3月
年間保険料 5,000,660円
繰り延べ期間 3年~5年
解約した時期 2020年3月(2年目12ヶ月目)
払込保険料の合計 10,001,320円
解約時の返戻金 7,919,321円
解約時の返戻率 78.80%

詳しくは下記よりご覧ください。

5回めの事例

加入時期 2018年10月
年間保険料 2,515,860円
繰り延べ期間 3年~5年
解約した時期 2020年4月(1年6ヶ月目)
払込保険料の合計 3,564,135円
解約時の返戻金 2,624,400円
解約時の返戻率 73.60%

こちらは、同額の保険料で2口加入しました。

詳しくは下記よりご覧ください。

6回めの事例

加入時期 2018年10月
年間保険料 2,009,430円
繰り延べ期間 5年~10年
解約した時期 2020年3月(1年5ヶ月目)
払込保険料の合計 2,846,692円
解約時の返戻金 1,345,400円
解約時の返戻率 47.2%

詳しくは下記よりご覧ください。