延滞税の利率14.6%はあまりにも高すぎるのでは・・・・

延滞税率14.6%は、この低金利の情勢で異常な高率だと思います。

民法の法定利率が3%であれば、税金の滞納税もその法定利率と整合させるべきではないでしょうか?

確かに一般の利率と比べると延滞税に適用される割合(利率)はかなり高率となっています。

ただ、租税の納付は、民法の自由契約の世界とは異なり国民の義務です。租税に関する法規は、公-民の関係を定めたものですから、おのずと民-民の契約を規定した民法の法理とは一致しません。

また、租税は国家の収入を支える基盤ですから、滞納者には相応のペナルティがあるのも合理性があるといえます。

ただし、近年の低金利の情勢を斟酌して、年度ごとにそれぞれの年度の金利状況に応じた特例割合の適用を認めています。

参考記事 延滞税の利率について

 

具体的な延滞税の計算はこちら↓

延滞税の計算について(一括納付)

延滞税の計算について(分割納付)

税務調査などで修正申告した場合の「延滞税」の計算特例

関連記事(加算税・延滞税・利子税などの概要)↓ 

附帯税(加算税・延滞税)の種類と概要について

 

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

元国税の税理士だから
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