チームで行う税務調査=「組調査(くみちょうさ)」

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渡邊 崇甫税理士(元国税局 調査官)
公開日:2016年7月24日

そろそろ、小中高生は夏休みに入ったようですね。

国税職員にも夏休みがあります。7月から9月までの期間内に3日の「特別休暇」が与えられます。

それに仕事の遂行上支障のない範囲で自由に取得することができる「年次休暇」(年間20日付与)を2日間同時に取得することにより、連続5日間(月~金)の休暇の取得、さらにそれと前後の土日の休日をあわせて合計9日間連続休暇を取るのが一般的です。

民間企業にはありえないような厚遇です。

さすがに「盆」の週は納税者に配慮し、税務調査を控えるため、職員はほぼ一斉にその調査ができない「盆」の週に休暇を取得します。

特に「組調査(くみちょうさ)」をする部署の調査官は、組調査をする他のメンバーと足並みをそろえなければいけないので、否応にも「盆」の週に休暇を取得することになります。選択の余地はありません。

「組調査」とは、調査担当部門がひとつのチームとして行う税務調査のことです。

税務署の特別調査班や総合特官班による調査、国税局の調査などがそれに当たります。

大口の不正計算が見込まれる案件、非協力的な納税者に対する案件、大企業相手の案件などがその対象となります。

 

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税務署の通常の調査は事案1件につき調査官1人が担当者となるのに対し、「組調査」は部門全体が担当班となります。

現役当時の私は、ほぼ「組調査」の部門に所属していたので、毎年「盆」の週が夏休みでした。

ほんとは、旅行代金が高騰する「盆」を外した週に休暇を取り、安い旅行をしたかったのですが・・・(笑)

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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