初々しい新人調査官
税務調査の立会いをしていると、ベテランや中堅の調査官が、調査経験のない新人調査官を連れて調査にやってくるケースに出会います。
新人調査官の現場経験をさせて調査の仕方を指導する意味合いがあります。
緊張した面持ちで、先輩調査官の横に座って、先輩調査官と納税者(調査先の会社の社長)や我々立会い税理士とのやり取りを聞いています。
時折、先輩調査官の指示を受けて、関係書類から指示を受けた数字をピックアップして集計したりします。
私も30年近く前に同じような経験をしました。いや、すべての税務調査官が同様の経験を経ているはずです。
皆、当然、最初は未経験であり、一定の経験を経て一人前の調査官に育ちます。
先輩調査官に現場に連れて行ってもらい、自分がなぜ今それをしているのか意味も分からず先輩から言われたままに書類を見たり、コピーを取ったり、マーカーを引いたり、付箋紙を貼ったり、数字を集計したりしました。
そうのち徐々に調査の進め方を理解していき、1年もたつ頃には粗々ながらひと通りの調査はできるようになります。
先日、立ち会った税務調査の現場でも先輩調査官に同行した初々しい新人調査官がいました。
一生懸命、先輩の指示に従って調査をサポートしていました。
最初はいろいろ戸惑うことも多いと思いますが、それでも頑張っている姿についつい応援したくなりました。
納税者の主張をきちんと聞く耳をもち、正当な判断ができる調査官になってくれることを祈る次第です。
全国対応・緊急案件対応
神戸を中心に大阪、東京、名古屋に国税OB税理士を配置しています。
地域によっては遠距離移動を伴いますが、全国の税務調査に対応します。
また、調査官が突然、無通知でやってきた場合や既に調査が始まっている場合などの緊急案件にも年中無休で対応しています。とりあえずご一報ください。
税務調査の立会いは
緊急案件OK

