税務調査でばったり出会った同級生
私が現職の調査官として大阪国税局に勤務していた時の話です。
当時、調査部・特別国税調査官という部署に勤務しており、合成樹脂を製造する某大手メーカーA社の調査をしていました。
東京の自社ビルに拠点がある某部署の調査を開始するにあたり、その部署の概況の説明を受けていました。
我々国税局の7人に対し会社の方5人が対応してくれました。部長の方がメインとなっていろいろ説明してくださり、他の社員の方々も我々の質問に丁寧に答えてくれました。
1時間ほどのヒアリングでしたが、最初の10分くらい経過した時点で、同席していた会社側の課長が私の中学、高校時代の友人であることに気づきました。中学の時は同じクラブで、高校時代も同じ仲良しグループに属していた親しい友人です。
高校を卒業してほとんど会う機会がなかったので、その税務調査で再会したのが約25年ぶりのことでした。
私が彼に気づいた時は、すでに彼は私に気づいていたようで、ヒアリング中に「久しぶりやな~」という意味の目くばせをしてきます。人間って目から光線が出るんだと、その時初めて知りました(笑)。
彼の存在に気づいたその後は、なるべく彼に厳しい質問を浴びせかけることに集中しました(笑)。これは冗談ですが・・・
ヒアリング終了後、人目をはばからず、すぐにその彼とハグしました。
周りの調査官も会社の方も何が起こったのかとっさに理解できていません。当然です。調査真っ最中の現場で調査官と会社側の人間がハグすることは、まずありえません。
「僕ら中学・高校の同級生ですねん!」とネタをばらすと、その場の雰囲気はとても和らぎました。理解できない現象をやっと理解することができて、一同ほっとしたのでしょう。
後にも先にも調査現場で昔の友人に出会うのはこの一件だけです。
もう時効だから言いますが、その次の日、その友人(課長)と二人で新橋に飲みに行きました。
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