それは、知りませなんだ・・・・スターバックス、2杯目は108円!?

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渡邊 崇甫税理士(元国税局 調査官)
公開日:2016年9月12日

近年、多国籍企業(世界を股にかける企業グループ)の租税回避が、国際的な問題として取り扱われ、各国の首脳が集まる国際会議の場でもその対対応策が議論され、各国足並みをそろえて取り組もうという機運が高まっています。

租税回避とは、合法的でありながらも経済的合理性がない企業行動を伴うことにより、軽課税国に利益の移転を行うようなスキームのことをいいます。

例えば、スターバックス・・

スターバックスの英国事業では、2013年までに(日本円換算で)約4,200億円もの売上を計上していながら、法人税は12億円程度しか納めていないようです。

このからくりは、①オランダの関連会社への無形資産(ブランドネーム、事業年ノウハウ)の利用料の支払い、②スイスの関連会社を経由したコーヒー豆の高値仕入(スイスで20%の転売益を計上するが、スイスでは一次産品は5%の低率課税)、③グループ会社からの資金調達による高額な利子の支払(LIBOR+4%という高率)にあるようです。

企業戦略として、租税の最小化をデザインするのは、ある意味当然なのかもしれませんが、それが行き過ぎると、本来の所得発生地(国)にける課税が適正に行われなくなります。

 

実は、私がこのブログで言いたかったのは、このスターバックス、コーヒー2杯目は108円でおかわりできる制度のことです。(笑)

皆さんはこの制度をご存知でしたでしょうか?私も知っていました。しかし、二杯目は一番小さいショートサイズに限られるものと勝手に思い込んでいました・・・

普段、ショートサイズ(240㏄)で注文するのですが、昨日はたっぷりコーヒーが飲みたくてグランデ(470㏄)を注文しました。そして、後刻、再びその店に行き2杯目の注文をして、先ほどのレシートを見せたところ、「グランデサイズでよろしいですね?」と店員に言われ、「えっ、ショートサイズ以外でもいいのですか?」と思わず聞き返してしまいました。

2杯目は、1杯目のサイズ以下ならどのサイズでも108円で注文することができたのです。常識ですか?(笑)

裏を返せば、グランデサイズで注文すれば、グランデサイズをおかわりできるのです。常識ですか?(笑)

当然、喜び勇んで、「では、グランデで!!」といいました。時間は午後10時・・・

腹は、たっぽんたっぽんになり、カフェインのせいでなかなか寝つけかったのは言うまでもありません。(笑)

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