インドで「脱税資金」の締め上げ断行!!

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渡邊 崇甫税理士(元国税局 調査官)
公開日:2016年11月28日

このたび、インドで2種類の「紙幣」の使用禁止令が発布されました。

500ルピー札(約800円)」と「1,000ルピー札(約1,600円)」が対象です。
この2種類の紙幣で流通する紙幣の総額の90%を占めるそうです。

ただ、これら使用禁止になった紙幣を銀行に持ち込み身分証明書を提示すれば、その他の使用可能な紙幣(100ルピー札や2,000ルピー札)に両替してくれるそうです。

なぜ、こんな大胆な政策を実行したのか・・・・?

答えは、現金で保有する脱税資金を取り締まるためです。

銀行口座を通した取引は税務署の目につくため、脱税資金の受け払いは現金でなされるのが常です。したがって、大口脱税者は多額の現金を保有しています。いわゆるタンス預金ですね。これを身分を示して両替しない限り、無価値にしてしまうのが狙いです。健全な資金は堂々と両替することができますが、(多額の)脱税資金を両替するとその資金の出所を税務署に調査されることとなります。

この施策、大方の市民の理解を得ているそうです。市民にとっても脱税により私腹を肥やしている徒は許されないのでしょう。

日本では考えられない荒わざですね(笑)。インド、中国、インドネシア・・・この3つの国は日本の常識では考えられない政策を断行することがあります。同時に外国法人にとっては超法規的な課税がなされる危険な国でもあります。

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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