人事異動のシーズン

国税当局（国税局、税務署）の人事異動の時期がやって来ました。毎年７月に税務職員の人事異動がなされます。

希望どおりの部署に配属される者・そうでない者、転居を伴う異動がなされる者、単身赴任を余儀なくされる者、官職が昇進する者・しない者、現部署に残留する者、他局や他官庁に出向するもの・・喜ぶ者、落ち込む者、怒る者・・・そこには十人十色のリアクションがあります。

国税の職場を離職し、しばらくの間（数年の間）は、現職時の先輩や後輩の異動状況をチェックしていましたが、時間が経つにつれだんだんと税理士業務が繁忙化していき、次第に国税の人事異動に興味が薄れてしまい、最近ではほとんど異動状況の確認をしなくなりました。

今年も、一喜一憂があったでしょうが、国税当局の運営はその職員一人一人の感情に関係なく綿々と営まれます。それが国税という大組織の強さであり非情さであります。

新しい事務年度を迎えた国税当局の職員と、今年度もいろいろ個別案件で議論しながら、お互いに成長できればと思います。