「隠語」が多い国税組織

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渡邊 崇甫税理士(元国税局 調査官)
公開日:2017年4月12日

税務署や国税局は、飲み会の多い職場です。

他の官庁(警察や関税局)から人事交流で国税に赴任した職員はあまりの飲み会の多さに皆、閉口します。(笑)

残業が長引けば、疲れを癒すための一杯を求め、仕事が早く終われば(早く帰ればいいのに)、じゃあ一杯行きますか!のノリで先輩や後輩、同僚たちと飲みに行くわけです。

税務調査という業務を担い、常に利害関係の相反する納税者と向かい合い仕事をしているストレスを解消するため、同じ環境下にある職員同士がつるんで愚痴や苦労を分かち合うのです(笑)

そんな職員たちは、飲みの席で他のお客さん達に税務職員であることを悟られないように、また税務に関する個別の情報を外部に漏洩させないように、自然発生的に国税特有の「隠語」が発展しました。

それが高じてか職場内の日常会話でもこの「隠語」を使って職員同士コミュニケーションをとっています。

よくあるのは漢字の部首を使った隠語です。

法人税は「サンズイ」、相続税や贈与税などの資産税は「ニスイ」、所得税は「トコロ」と呼んでいます。また、総務は「イトヘン」、管理運営・徴収部門は「ギョウニンベン」、国税局の調査部は「ゴンベン」、資料調査課は「コメ」(または「リョウチョウ」)です。

接頭語「マル」をつけるパターンもあります。源泉所得税は「マルゲン」、消費税は「マルケシ」など。国税局の査察部の「マルサ」は有名ですね。

 

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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