税務調査はその場で問題点を指摘する?それとも後日?

税務調査について教えて下さい。

税務署から調査の連絡がありました。事前通知です。
来週、二日間の予定で行われます。

調査で何か問題があった場合は、その場で指摘されるものでしょうか?
それとも調査中は黙々と調査し、後日、結果を連絡されるものなのでしょうか?

基本的にはその場で調査官の個人的見解が説明され、後日、正式に当局の見解として問題事項が提示されます。

税務調査では、調査官は取引内容がきちんと税務処理されているかどうかを帳簿や関係書類を見ながら検討します。その検討過程で、代表者や経理担当者にヒアリングを行い、事実関係や会計-税務処理を確認します。「この商品の出荷は○月○日で間違いないですか?」「この商品の売上が当期に計上されていないのはなぜですか?」「この商品の売上は当期に計上すべきではないですか?」というように事実関係や処理内容を確認すると同時に調査官が問題があると判断する事項につき、その場で会社側に対し見解を述べるのが一般的です。

そしていったん税務署に持ち帰り、上司や審理担当者にその見解が正しいかどうか内部的にチェックし、それで問題なければ、後日会社側に正式な当局の見解として問題点を述べることとなります。その際に修正申告の提出の依頼がなされます。

全国対応・緊急案件対応

神戸を中心に大阪、東京、名古屋に国税OB税理士を配置しています。

地域によっては遠距離移動を伴いますが、全国の税務調査に対応します。

また、調査官が突然、無通知でやってきた場合や既に調査が始まっている場合などの緊急案件にも年中無休で対応しています。とりあえずご一報ください。

税務調査の立会いは
年中無休、土日祝対応
緊急案件OK

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

元国税の税理士だから
税務調査対策が万全

専門性の高い国税職員経験を
活かした万全な対策。