税務調査でパソコンまで見られる?

税理士から、税務調査があった場合、パソコンの中身を見られる可能性があると言われました。
税務調査の際にパソコンを見られることはあるのですか?それは拒否できないものでしょうか?

税務調査でパソコンの内容を確認されることがあります。昔と比べて、いろいろな業務関連情報がパソコンで管理されています。しかも、すべてのパソコンのデータを紙に打ち出して保存もしていませんので仕方ないことです。あくまで調査の対象は業務に関連する情報(データ)ですので、基本的にそれを拒むことはできません。拒むことにより、税務署側に脱税や不正を疑われる場合もあります。

税務調査の事前通知があった場合は、提示すべき書類とともに、業務用パソコンについても、きちんと中身を整理して、いつでも中身を確認してもらえるように準備しておくべきでしょう。

パソコンの調査の対象は、およそ以下を想定して進められると思われます。

  • 会計データ・・会計データを加工し、勘定科目、金額、日付、取引先、摘要などをソート・抽出し調査対象取引を絞り込む
  • 業務データ・・営業や受注、納品などの業務データから会計-税務処理の適否を検討する
  • メールデータ・・内外の関係者とのやり取りから、不審な取引がないか検討する


税務調査の対応は税理士と事前にしっかりと打合せしておくことが大切です。きちんと対応すれば、それだけ調査も早く終了することでしょう。

全国対応・緊急案件対応

神戸を中心に大阪、東京、名古屋に国税OB税理士を配置しています。

地域によっては遠距離移動を伴いますが、全国の税務調査に対応します。

また、調査官が突然、無通知でやってきた場合や既に調査が始まっている場合などの緊急案件にも年中無休で対応しています。とりあえずご一報ください。

税務調査の立会いは
年中無休、土日祝対応
緊急案件OK

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
  • 税務署から税務調査に関する連絡があった
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このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

元国税の税理士だから
税務調査対策が万全

専門性の高い国税職員経験を
活かした万全な対策。