税務調査って何をするの?注意すべきことは?追徴金は取られるもの?

社員20人程度の小さな会社を経営しています。

顧問税理士から連絡があり、税務署の調査があるので、準備をしておくように言われました。

税務調査って具体的に何をするのでしょうか?何に注意すればよいのでしょうか?
調査が入ると必ず追徴金が取られるのでしょうか?

日本では、法人税や所得税などにおいて「申告納税制度」がとられています。自主的に税額に計算をするので法令の解釈を誤ったり所得や税額の計算を間違えたりすることもあります。また、本来の納税義務を怠る人もいます。申告納税制度を健全に機能させるために、また、公平な課税を実現するために「税務調査」は行われています。

税務調査では、確定申告書に記載された所得が適切な計算により行われているかをチェックされます。そのために、事業概況を入念にヒアリングされ、会計-税務処理が関係書類やヒアリング内容と照合して違っていないかを事細かに分析検討していきます。具体的には売上・原価については売上除外、売上の繰延べ、架空の原価計上、棚卸資産の算定適否等について、労務費・人件費については勤怠管理、役員・非常勤役員への報酬の適否、架空人件費等、経費につては個人的費用の付け込みなどが重点的に調べられる項目ではないでしょうか。

注意点は、落ち着いて受け答えをすることです。これにつきます。わからないことは「後刻調べて回答する」ととりあえず回答しておいてください。苦し紛れの嘘をついては絶対いけません。後で立場が悪くなるだけです。

調査官は調査のプロですから、何も問題なく調査が終わることはレアケースといえます。何らかの問題点を指摘され追徴税額を納めることになるのが多くのパターンです。税理士にしっかり交渉してもらう必要があります。

全国対応・緊急案件対応

神戸を中心に大阪、東京、名古屋に国税OB税理士を配置しています。

地域によっては遠距離移動を伴いますが、全国の税務調査に対応します。

また、調査官が突然、無通知でやってきた場合や既に調査が始まっている場合などの緊急案件にも年中無休で対応しています。とりあえずご一報ください。

税務調査の立会いは
年中無休、土日祝対応
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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

元国税の税理士だから
税務調査対策が万全

専門性の高い国税職員経験を
活かした万全な対策。