低所得者の所得税や住民税の節税対策

低所得者の場合の確定申告、所得税や住民税の節税対策教えてください。
フリーターで月々15万円前後のアルバイト料、年収にして180万程度です。
収入が少ない為少しでも節税対策したいのでなにかよい節税対策があれば教えてください。

アルバイトということは給与所得者に該当します。

給与所得者は必要経費の計算が基本的にはできない(法定の給与所得控除額の適用)ことから、税務上の所得控除を増やすあるいは他の赤字所得と損益通算することくらいしか節税の方法がありません。

ただ、他に控除できるものが無いなら無理して控除額を作る必要はありません。
生命保険等に加入して保険料を払う、ふるさと納税などの控除対象の寄付をするなど控除対象となる要因を作るためのアクションを起こすことも一つかもしれませんが、「控除」というのは、お金がかかって大変だから税金の負担を軽くしてあげますよという制度なので、控除を受けるためには節税できる税額以上の支出をしなければなりません。

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

元国税の税理士だから
税務調査対策が万全

専門性の高い国税職員経験を
活かした万全な対策。