移転価格税制について

「移転価格税制」とは簡単にいうとどういう制度ですか?

「移転価格(Transfer Pricing; TP)」とは、端的に言えば、価格コントロールが可能な企業グループ内の取引価格です。

「移転価格」は、企業グループ内で設定されるため、どのようにでもコントロールできるという考え方が基本にあります。

一方、資本関係のない独立企業間において付される価格を「独立企業間価格(Arm's Length Price :ALP)」といい、移転価格と独立企業間価格との差額が移転価格税制上、問題となります。

移転価格税制は所得が海外に移転し、国内の所得が減少する場合に適用されます。

例えば日本の親会社が海外子会社に独立企業間価格より低い価格で物を売った場合、あるいは独立企業間価格より高い価格で物をし入れた場合において、日本の課税当局は独立企業間価格で取引があったものとして取り扱います。これが移転価格税制です。

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

元国税の税理士だから
税務調査対策が万全

専門性の高い国税職員経験を
活かした万全な対策。