新旧の「定額法」の違いについて

新旧の「定額法」の違いについて質問です。

平成19年度の税制改正により減価償却の方法が大きく変わりましたが、「定額法」について具体的にどのように変更したのか教えてください。

平成19年度税制改正により、平成19年4月1日以後に取得する減価償却資産については償却可能限度額及び残存価額が廃止され、1円まで償却することとされました。また「定率法」の計算方法についても大幅に改正されました。

ここでは、ご質問にあります「定額法」につき新旧の差異を具体例で示しますのでご参考にしてください。

経過年数 新定額法 旧定額法
1年目 1,000,000円 500万円×0.20 900,000円 500万円×0.9×0.20
2年目 1,000,000円 900,000円
3年目 1,000,000円 900,000円
4年目 1,000,000円 900,000円
5年目 999,999円 期首簿価-1円
<500万円×0.20
900,000円
6年目   250,000円 500万円×0.9×0.20
>期首帳簿価額-取得価額×5%
7年目 50,000円 (250,000-1)÷5
8年目 50,000円
9年目 50,000円
10年目 50,000円
11年目 49,999円 期首帳簿価額-1円
<(250,000-1)÷5

 

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

元国税の税理士だから
税務調査対策が万全

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