建設会社の架空受注・架空発注について

建設会社の架空受注・架空発注について

最近、会社の業績が悪く、売上高が激減しています。その対策として、社長の指示で架空受注と架空発注をすることになりました。なぜこんなことをするのでしょうか?

税務署の調査が入ったりしたら、明らかに不自然なので不正がバレるのじゃないかと思います。こういうことって建設業界では当たり前のことなのでしょうか?

決算書上、売上を大きく見せかけて、銀行の信用を得ることと、経営審査で点が悪くならないようにするためでしょう。建設業界では結構広く行われています。銀行の融資もさることながら、建設会社にとっては経営審査が非常に重要です。特に売上高が重視されます。それだけで点数が変わり、ランクが下がれば、今まで参加できていた入札に参加できないことになります。売上の減少が経営に大打撃を与えることがあるのです。

税務調査では、所得が過少でないかどうかをチェックするので、架空売上と架空外注費が同額であれば所得に影響はないので追徴課税は生じません。調査官によっては、架空売上は見て見ぬふりをして架空外注費のみを否認するかもしれませんが・・・。

全国対応・緊急案件対応

神戸を中心に大阪、東京、名古屋に国税OB税理士を配置しています。

地域によっては遠距離移動を伴いますが、全国の税務調査に対応します。

また、調査官が突然、無通知でやってきた場合や既に調査が始まっている場合などの緊急案件にも年中無休で対応しています。とりあえずご一報ください。

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

元国税の税理士だから
税務調査対策が万全

専門性の高い国税職員経験を
活かした万全な対策。