「税効果会計」の適用による利益計上・・・ってどういう意味?

税効果会計についての質問です。

会社の経理を担当しています。

先輩社員が、「税効果会計の適用による利益計上」と言っていましたが意味が分かりません?

どういったことを言っているのでしょう?

会計と税務の取り扱いの違いにより、会計では費用に該当する一方、税務では費用(損金)に該当しない取引があったとします。その場合、繰延税金資産を計上します。おそらくこのことを言っているのだと思われます。

【例】
有価証券の減損処理。
資産価値が著しく下落したと判定し、会計上は減損処理した一方で、税務上は損金算入要件をみたしていないケースでは、将来減算一時差異が生じます。
この差異に対し繰延税金資産を計上すると、結果的に利益をプラスにする要因となります。

【借方】繰延税金資産(資産) / 【貸方】法人税等調整額 (P/L)

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

元国税の税理士だから
税務調査対策が万全

専門性の高い国税職員経験を
活かした万全な対策。