「出国税」とはどのような税ですか?

「出国税」が新たに導入されましたが、具体的にどういう内容の税金なのでしょうか?

香港、シンガポール、スイス、ニュージーランドなどは金融資産のキャピタルゲインに対して課税しない(非課税)こととしています。
富裕層がこのようなキャピタルゲイン非課税国に移住し、その国で含み益のある資産を売却することにより日本における譲渡益への課税を免れるのを防ぐ必要がありました。
そこで、株式などの含み益のある資産について出国時に課税することとしたのが「出国税」です。

出国時に1億円を超える有価証券等又は未決済デリバティブ取引等がその対象となります。

ちなみに、国内の不動産については、「出国税」の対象とはなっていません。
国外に移住し、非居住者となっても、国内にある不動産の運用や譲渡に関して生じた所得は「国内源泉所得」として日本における課税の対象となるからです。

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

元国税の税理士だから
税務調査対策が万全

専門性の高い国税職員経験を
活かした万全な対策。