土地を買うのに手持ちの現金（タンス預金）を使ったら査察が入る？

不動産を買うのに手持ちの現金（タンス預金）を使ったら、国税から査察が入りますか？ 不動産の購入資金として、銀行預金と手元現金（タンス預金）を充てました。内訳は、銀行預金から1500万円、手持現金から300万円です。 後から査察などが入って、タンス預金をしていたことなど責められたりする可能性はありますか？ また、その現金の出どころは何処だとか詳しく聞かれたりすることはあるのでしょうか？

300万円程度の手持ち現金を使った程度では査察は動きません。

数千万円～数億円以上の資金出所の定かでない高額の買い物をした場合は、査察の網にひっかかる可能性が上がります。

査察案件は、慎重に内偵調査を実施し、脱税容疑をほぼ固めたうえで、裁判所から令状を取り、一斉に捜査が入ります。当然ですが、脱税に身に覚えのない納税者に査察が入ることは、まずあり得ませんのでご安心ください。