脱税とコンプライアンス

法令順守が企業に求められるなかで、企業が今なお脱税に手を染めているのはなぜですか。

法令順守(コンプライアンス)を強く求められるのは、特に社会的責任の重い大企業です。

大企業は法令違反を起こし社会的な信用を失墜することを何よりも重大な経営リスクであると捉えるため、組織ぐるみの不正行為(脱税などを含む)をすることは考えられません。とはいえ、レアケースながら実際にあるのも事実です(例:東芝の不正会計処理、フォルクスワーゲン社の環境規制に関する不正行為)。
ただ、実際の取引を担う現場の部署において、予算統制、営業ノルマなどのプレッシャーから、本社経理の知らないところで期間損益を操作したり、受注謝礼金(領収書のもらえないお金)を経費に紛れ込ませて支出したりすることがあります。一部の事業部やセクションによる不正計算です。これらは、税務上、不正行為や仮装隠ぺい行為として扱われ当局から厳しい指導を受けます。

中小企業は、一般的に法令順守よりも資金繰りのケアに意識が優先されるのが実態ではないでしょうか。法令順守よりも税金コストを低く抑えたい動機が働くことが想定され、利益調整や過度な節税が行われ易い環境にあるといえます。

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

元国税の税理士だから
税務調査対策が万全

専門性の高い国税職員経験を
活かした万全な対策。