以前勤務した会社から横領を疑われています・・・

弁護士からの通知書が届きました。 内容は、以前勤めていた会社に税務調査が入り、当事経理担当だった私の作成した帳簿が売上を過少に計上していて、それにより300万円の追徴課税をされたというものです。 税務当局の調査に基づき、会計事務所が確認したところ、税務当局の指摘のとおり、私の記帳した帳簿に基づく過少売上の事実が判明したと記載されていました。 私は、会社からお金を横領なんてしていません。 それなのに、刑事告訴も視野にと記載されていました。 怒りと不安で夜も眠れません。どうしたらよいでしょうか？

会社はあなたの売上の横領を疑っており、その不正利得の返還を求めているのでしょうか？

心当たりがないなら、身の潔白を証明するしかないですね。
ひょっとすると、会社が「横領」ということをでっち上げ、あなたに罪をなすり付け、税務上の追徴税額を低く抑えようとしているのかもしれません。弁護士名の通知書をあなたに送ることにより、国税当局に対し「当社は横領にあった被害者です。」という既成事実を作り上げているのではないでしょうか。

第三者を取り込んで話を進めていくのがいいでしょう。決して会社と二者間で話し合うべきではありません。それであれば、あなたを補佐する弁護士の同席が必要です。第三者は、税務署の担当官でもいいと思います。当時のあなたの事務処理について淡々と説明してください。誰からどのような書類をもらいそれをどのように会計処理していたか。当時の上司は誰で誰の指示により仕事をしていたか。決して横領などしていないことをきっぱり言い切ってください。