期末の「未払法人税等」の額の表示について

中間納付がある場合の法人税等の決算整理仕訳の方法について

例えば、中間納付額が50で、納付時に、
(借方)仮払金50/(貸方)現金50
と仕訳し、

決算で年税額が80となった場合、決算整理で
(借方)法人税等80/(貸方)未払法人税等80
と年税額全額を納税充当金に計上し、残った仮払金50は翌期に処理をすると聞きました。素直に、
(借方)法人税等80/(貸方)未払法人税等30・仮払金50
という仕訳をしないのでしょうか。

ご質問のとおり、一般的には、(借方)法人税等80/(貸方)未払法人税等30・仮払金50で処理すべきです。

逆に、(借方)法人税等80/(貸方)未払法人税等80(仮払金は翌期清算)という処理は一般的ではないです。わざわざ未払法人税等(BS科目)を年税額として表示しなくても、法人税等(PL科目)により年税額が損益計算書に明示されるので、その年(の所得)に帰属する税金を財務諸表を見る利害関係者は認識することができます。

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

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