子会社が負担する出向者給与の処理

出向者の給与に関する処理について質問です。

当社から子会社への出向者がいます。この出向者の給与は全額出向先の子会社負担となっております。
本人にはいったん当社から給与を支給し、翌月、その支給額(源泉税含む)の全額を出向先の子会社から「給与負担金」として徴しています。

弊社の処理
【本人に支給時】
 給料(費用) ○○○円 / 普通預金 ○○○円(源泉税は無視します)
【子会社から入金時(翌月)】
 普通預金 ○○○円 / 給料(費用) ○○○円
この処理の仕方は正しいでしょうか?
 

決算期末に対応する子会社への未収の請求額がきちんと計上されていたら問題はありません。

期末の月に費用計上した給与と同額を

 未収入金 ○○ / 雑収入 ○○

として計上することとなります。

一方、子会社サイドでは、労務の提供があった月に

 給与(費用) ○○ / 未払金 ○○(貴社に対する未払金)

翌月貴社に支払った際に

 未払金 ○○ / 普通預金 ○○ 

としていれば、期間損益の計算上問題はありません。

全国対応・緊急案件対応

神戸を中心に大阪、東京、名古屋に国税OB税理士を配置しています。

地域によっては遠距離移動を伴いますが、全国の税務調査に対応します。

また、調査官が突然、無通知でやってきた場合や既に調査が始まっている場合などの緊急案件にも年中無休で対応しています。とりあえずご一報ください。

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

元国税の税理士だから
税務調査対策が万全

専門性の高い国税職員経験を
活かした万全な対策。