勘定科目の間違えた場合の影響について

飲食店を経営する会社の経理を担当しています。

会社の費用には、仕入・消耗品費・広告宣伝費などなど色々な勘定科目があると思いますが、これらの勘定科目間で処理する科目を間違ってしまった場合、税金の計算に影響はあるものでしょうか?

「原価」と「販売費および一般管理費」への振替えが違うと「棚卸資産」の計算に影響が出ますので、その分当期利益(損失)額も変わり、ひいては当期の税務上の所得にも影響が出てきます。

お尋ねの場合、「仕入」を原価、「消耗品費」・「広告宣伝費」を販売費および一般管理費としますと、「消耗品費」と「広告宣伝費」との間における勘定科目の選択誤りは税金の計算に影響しませんが、本来「仕入」に計上すべき取引を「消耗品費」又は「広告宣伝費」に、逆に本来「消耗品費」又は「広告宣伝費」に計上すべき費用を「仕入」に計上してしまうと正当な税額が算定されないことになる可能性があります。

なお、「棚卸資産」は当期に購入した商品や原材料などで、期末に売れずに残っていて翌期以降の原価となるものをいい、当期では資産として認識すべきものとなります。

全国対応・緊急案件対応

神戸を中心に大阪、東京、名古屋に国税OB税理士を配置しています。

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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

元国税の税理士だから
税務調査対策が万全

専門性の高い国税職員経験を
活かした万全な対策。