副業でＦＸ収入あり、申告しないとばれる？？

税務署はあなたのＦＸ取引を把握しています。ばれないどころかすべて把握済みです。

外国為替証拠金取引（ＦＸ）をする投資家の取引記録が、2009年からすべて税務署に提出されることになりました。主に個人投資家の申告漏れが増えているためで、国税当局は投資家がどれだけの利益を得たかを正確に把握できるようになりました。ＦＸには、東京金融取引所が設けた取引市場「くりっく３６５」での取引と、業者などとの相対売買である店頭取引がありますが、このうち全取引の９割を担う店頭取引業者は、それまで投資家の損益状況を記録した「支払い調書」の提出義務が無かったため、国税当局が投資家の所得状況を把握しにくいとされてきましたが、2009年以降はそのすべてが税務署にガラス張りとなりました。したがって、ばれないことはありません。むしろ税務署に把握されています。

また、給与所得者が副業で20万円を超える所得が他に生じた場合は確定申告する義務があります。申告をしなければ、かなり高い確率で税務署から「あなたにはＦＸ収入があるようですが、確定申告していません。本当に確定申告する必要ありませんか？」といった問い合わせがくることになります。

自主的に確定申告をすることをお勧めします。