得意先に入った税務調査の反面調査がしつこい・・・

得意先に入った税務調査の反面調査がしつこくて困っています。
得意先の反面調査として弊社にもしょっちゅう数人の調査官が来て、あれこれ書類の提出と説明を何度も求められます。まるで弊社の税務調査の様です。
弊社は一人事務員ですし、決算をまたいだ時期に、営業妨害もいいところです。同じ用件で何度も電話がかかってきて、同じやりとりの繰り返しです。もう出せる資料もありません。これでも受忍義務があるのでしょうか?

ご質問の経緯からして、おそらく得意先は脱税をしています。元得意先は脱税をするために書類破棄をしているのでしょう。こういう場合、実は国税側は非常に大変です。
日本の税法では自主申告納税制度の裏返しで、申告額が過少であることを立証する責任は税務当局側にあるので、本件のように脱税をするために書類が破棄されていれば、税務当局は破棄された書類に係る取引が実在したことを立証する責任を負うことになるわけです。税務当局も貴社の協力がないと事案として成立しない悲壮感をもって、貴社に協力を求めています。

ただし、貴社の営業に相当な負担をかけているようなので、そのあたりの配慮は当然されるべきです。税理士を通して担当調査官の上司(統括官)に現状を伝え、配慮を求めることも考えるべきでしょう。

全国対応・緊急案件対応

神戸を中心に大阪、東京、名古屋に国税OB税理士を配置しています。

地域によっては遠距離移動を伴いますが、全国の税務調査に対応します。

また、調査官が突然、無通知でやってきた場合や既に調査が始まっている場合などの緊急案件にも年中無休で対応しています。とりあえずご一報ください。

税務調査の立会いは
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元国税調査官の税理士:渡邊 崇甫
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このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

元国税の税理士だから
税務調査対策が万全

専門性の高い国税職員経験を
活かした万全な対策。