航空機オペレーティング・リース:節税対策ドキュメント

航空機オペレーティング・リース

利益の繰り延べとして使える航空機オペレーティング・リースを紹介します。

当社は2016年8月に投資しました。
投資履歴のうち以下の時期にあたります。

  • 第一期:従業員と代表の老後資金確保
  • 第二期:従業員の定年までの最低生活確保
  • 第三期:従業員と代表のさらなる老後資金確保
  • 第四期:従業員のプラスαの報酬確保(モチベーションUP)
  • 第五期:福利厚生充実

※詳しくは、「当社の投資履歴」を参照

当時の状況

この時期の目的である「老後資金」と「モチベーションUP」への投資以上に利益が出たため、決算対策として利益の繰り延べを検討しました。

これまでは保険商品で繰り延べしてきましたが、今回は1回の支払いで数千万円を繰り延べできる航空機オペレーティング・リースを検討しました。

償却期間が短く、支払いは1回きり

航空機は、一機につき数億~数十億円もする高価なものです。
そのため、航空会社は航空機をリースして運用し、リース期間終了後に購入するのが一般的です。

リース会社は、出資者を募って航空機を購入し、貸し出すことによって得たリース料を出資者へ分配する、という仕組みになっています。

出資者は最低3000万円から参加でき、数十億まで可能。
しかも支払いは一回きりなので、翌年以降の支払いを気にする必要がありません。

さらに、中古航空機であれば償却期間が短く、初年度の償却率も高いため、大きなお金を損金にすることができます。

収益は100%以上

当社では、3000万円を出資しました。

選んだプランは、初年度53%・2年目33.1%・3年目13.8%を償却できるものだったので、それぞれ約1592万円・約993万円・約414万円の損金計上が可能でした。

繰り延べ期間は、リース期間満了の14年4ヶ月後となります。

ただ、航空会社は「購入選択権」という権利を持っています。
つまり、「14年4ヶ月」より前の「7年6ヶ月後」と「10年6ヶ月後」に航空機を買い取ることができる権利です。

航空会社がこの権利を行使した場合、その時点でリースは終了します。

いずれにしろ、収益は100%以上となり、利益繰り延べとしてはすぐれた投資先と考えています。

早期終了:7年6ヶ月後
経過年数 収益 利回り
2016年(初年度) 0円 0%
2020年(5年目) 0円 0%
2023年(8年目)
売却
30,120,000円 100.4%
早期終了:10年6ヶ月後
経過年数 収益 利回り
2016年(初年度) 0円 0%
2020年(5年目) 0円 0%
2026年(11年目)
売却
30,150,000円 100.5%
リース満了:14年4ヶ月後
経過年数 収益 利回り
2016年(初年度) 0円 0%
2020年(5年目) 0円 0%
2027年(12年目) 2,117,000円 7.1%
2028年(13年目) 6,486,000円 21.6%
2029年(14年目) 6,486,000円 21.6%
2030年(15年目)
売却
39,084,000円 130.3%
収益合計 54,173,000円 180.6%

重視した点

この投資で重視した点は、以下です。

  1. リース商品はタンカーや飛行機を選ぶこと
    大手が取り扱っているため
  2. 賃借人(この場合、航空会社)の選択
    航空機は元本保証ではないため

航空機オペレーティング・リースは元本保証でないため、万が一賃借人である航空会社が倒産した場合、全額または一部が回収できないリスクがあります。

そのため、当社は企業業績を鑑みて英国航空を選びました。
英国航空はイギリスのフラッグ・キャリアで、航空連合の一つであるワンワールドを創立したメンバーのうちのひとつです。

注意事項

  • リース終了後に受け取る資金はすべて利益となるため、法人税の対象となります。
  • 売却時期の決定権は航空会社にあるため、こちらから指定はできません。
    当社では時期が決まり次第、代表個人の退職金もしくは会社の設備投資として経費計上する予定です。
  • 決算直前でも投資可能です。実際に当社は決算2ヶ月前に加入しています。
    ただ、投資したい時期にちょうど募集があるかどうかは分からないので、早めの検討をおすすめします。