タンカーオペレーティング・リース

利益の繰り延べとして使えるタンカーオペレーティング・リースを紹介します。

当社は2016年11月に投資しました。
投資履歴のうち以下の時期にあたります。

  • 第一期:従業員と代表の老後資金確保
  • 第二期:従業員の定年までの最低生活確保
  • 第三期:従業員と代表のさらなる老後資金確保
  • 第四期:従業員のプラスαの報酬確保(モチベーションUP)
  • 第五期:福利厚生充実

※詳しくは、「当社の投資履歴」を参照

当時の状況

当社の決算は11月で、新しい期に入った時期です。好調だった前期の流れが続き、11月は過去最高利益を上げました。

早期に利益繰り延べが必要と判断。

前期に投資した航空機オペレーティング・リースと類似したタンカーのオペレーティング・リースに投資することにしました。

タンカーオペレーティング・リースについて

タンカーは一隻が数億円もします。
よって、海運会社は「リースして運用し、期間終了後に買い上げる」スタイルをとっています。

リース会社は、出資者を募ってタンカーを購入し、海運会社に貸し出したリース料を出資者へ分配します。

出資額は、3000万円~数億とされています。

支払い回数は一回きりです。
法人保険のように毎年支払う必要がなく、翌年以降の売り上げを気にする必要がありません。

収益プランと利回り

当社では、3300万円を出資しました。

初年度47.1%・2年目31.2%・3年目21.7%償却でき、それぞれ約1554万円・約1030万円・約716万円の損金計上ができました。

繰り延べ期間は、リース期間満了の13年9ヶ月となります。

ただ、海運会社は「購入選択権」という権利を持っています。
つまり、「13年9ヶ月」より前の「8年後」にタンカーを買い取ることができる権利です。

海運会社がこの権利を行使した場合、その時点でリースは終了します。

いずれにしろ、収益は100%以上となり、利益繰り延べとしてはすぐれた投資先と考えています。

早期終了時、または満期で売却された場合に受け取れる金額は以下となります。

早期終了:8年後
経過年数 収益 利回り
2016年(購入) 0円 0%
2021年(5年目) 0円 0%
2024年(8年目)
売却
36,366,000円 110.2%
リース満了:13年9ヶ月後
経過年数 収益 利回り
2016年(購入) 0円 0%
2021年(5年目) 0円 0%
2029年(13年目)
売却
42,009,000円 127.3%

重視した点

この投資で重視した点は、以下です。

  1. リース商品はタンカーや飛行機を選ぶこと
    大手が取り扱っているため
  2. 賃借人(この場合、海運会社)の選択
    タンカーは元本保証ではないため

タンカーオペレーティング・リースは元本保証でないため、万が一賃借人である海運会社が倒産した場合、資金は戻ってきません。

そのため、当社は企業業績を鑑みて商船三井100%出資シンガポール法人を選びました。

注意事項

  • リース終了後に受け取る資金はすべて利益となるため、法人税の対象となります。
  • 売却時期の決定権は海運会社にあるため、こちらから指定はできません。
  • 当社では売却後は代表個人の退職金にする予定ですが、売却時期によっては会社の設備投資として経費計上する予定です。
  • 決算直前でも投資可能ですが、投資したい時期にちょうど募集があるかどうかは分からないので、早めの検討をおすすめします。