5回目のマイニングマシンへの投資
当社は、2022年7月に仮想通貨マイニング事業に投資し、2023年5月に売却した事例になります。
2018年から2024年にかけて8度にわたって投資した5回目になります。
投資時期 | 2022年7月 |
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投資金額 | 1400万円 ※マシン代:700万円×2台 |
ランニングコスト |
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特徴 |
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評価 |
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8度の投資の背景
当社はマイニングに過去8回の投資経験があります。
2022年7月現在、1回目は投資額の倍以上の回収ができているなど、概ね期待通りに推移しています。
現在のように下落することはあるものの、それは一時的であり、仮想通貨は将来有望であると考えています。
また、今回投資したマシンは、過去に投資した節税商品「ドローン」を販売する業者が開発したものになります。
ドローンへの投資が期待どおり回収でき、一定の信頼ができる会社であることが、この商品への投資の背景の一つとなります。
マイニングマシンで収益を得るスキーム
- 事業者よりマイニングマシンを購入する
- マイニングを委託する
- 掘れた分だけコインを受け取る
- 管理費:月額4万円/台を1年分まとめて後払い
- コインの合計数×相場のレートが収益となる
ランニングコストについて
月額4万円/台×2=8万円の管理費に加え、償却資産税がかかります。
- 1年目は168,000円(納税済)
- 2年目以降、徐々に下がる
- 減価償却が終わる5年目以降は、約1万円
※購入額×5%×1.4%
税理士が説明するサクセスフューチャーの事例と節税効果

渡邊 崇甫
税理士の渡邊です。
マイニング事業について、当サイトを運営するサクセスフューチャーが投資した事例とその節税効果をご説明いたします。
- 投資金額
- 1400万円
- 損金計上額
- 1400万円(投資金額すべて)
- 償却年数
- 4年
この商品は即時償却が可能ですが、節税目的での投資ではないので4年かけて減価償却することにしました。
マイニングマシンはパソコンに分類され、定率法で減価償却します。
パソコンの定率法の償却率は1年間で50%です。
1年毎に残資産の50%を償却します。
なお、「マシン購入:7月」「サクセスフューチャーの決算:10月」ですので、初年の損金算入は4ヶ月分となります。
- 各年の損金算入額
-
2022年(4ヶ月分) 2,333,333円 2023年 5,833,333円 2024年 2,916,667円 2025年 2,916,666円 合計 13,999,999円 - 節税額
- 約489万円の法人税削減※1400万円×法人税34%
回収状況
採掘量 | ランニングコスト(管理費) | |
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2022年7月 | 310.69 KDA | 0円 |
2022年8月 | 899.47 KDA | 80,000円 |
2022年9月 | 714.89 KDA | 80,000円 |
2022年10月 | 685.89 KDA | 80,000円 |
2022年11月 | 672.79 KDA | 80,000円 |
2022年12月 | 704.34 KDA | 80,000円 |
2023年1月 | 637.79 KDA | 80,000円 |
2023年2月 | 369.92 KDA | 80,000円 |
2023年3月 | 280.13 KDA | 80,000円 |
2023年4月 | 242.68 KDA | 80,000円 |
合計 | 5518.59 KDA | 720,000円 |
- Kadenaの総額(2023年5月17日のレート109円)
- 5518.59×109円=601,526円…①
- ランニングコスト合計
- 720,000円…②
- 2023年4月時点の収益合計
- ①-②=-118,474円
- 年間利回り
- -1.7%
2023年4月マイニングマシンを売却しました
2023年2月の採掘量は369.92 KDAでした。
当時のレート(128.83円)で換算すると採掘による収益が47,657円となり、管理費の8万円を下回るようになりました。
つまり、現金でKadenaを買うほうが安いという状況になりました。
そして3月、4月も同じ状況が続きました。
この商品には、「1年未満で終える場合、99%の価格でマシンの買い取ってくれる」という特約がついているので、このタイミングで売却することにしました。
この投資をどう捉えるか
この投資をどう捉えるかをまとめました。
投資額 | 14,000,000円 |
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管理費 | 720,000円 |
償却資産税 | 168,300円 |
支出合計 | 14,720,000円 |
採掘による収益 | 424,931円 ※ |
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売却額 | 13,860,000円 |
回収合計 | 14,284,931円 |
回収額-支出額 | -603,369円 |
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もし、1400万円を投資していなかった場合と比較します。
法人税 | 4,760,000円 ※ |
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税引き後、残るお金 | 9,240,000円 |
投資額 | 14,000,000円…① |
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損金算入額 | 2,333,333円 |
税金の対象 | 11,666,667円 |
法人税 | 3,966,667円…② |
償却資産税 | 168,300円…③ |
マイニングによる損失 | -435,069円…④ |
残ったお金 | 9,429,965円 ※ |
- 投資しなければ残るお金
- 9,240,000円
- 今回の投資によって残ったお金
- 9,429,965円
- 結果
- 189,965円多く残ったという結果になりました。
1400万円を寝かしておくよりも多く残ったものの、期待したほどではありませんでした。
採掘量が低下した理由
採掘量が低下したのは、ディフィカルティ(採掘難易度)が高くなったからです。
それは、「イーサリアム」というコインの採掘方式が変更され、使えなくなった大量のマシンがKadenaに移行してきたことが背景にあるようです。
このような予期しないことが起こるという点を次回移行に生かそうと考えました。
採掘を始めた2022年7月は1 KDA:200円でしたが、2023年6月現在70円前後です。
手持ちのKDAは、値上がりするまで保有する方針です。
回収したお金を再投資しました
売却するにあたり、新たなマイニングマシンを紹介されました。
そのマシンの特徴は以下のとおりです。
- 管理費を現金で払うのではなく毎月の採掘量の60%を管理費として収める
これによって、今回のように「採掘による収益が管理費を下回る」という事態は避けられます。
- 定価90,000円/台を、キャンペーン(2023年6月まで)で86,000円で購入できる
- 購入後15ヶ月以内であれば定価の99%で買い取る特約がついている
- 99%で売却した場合、103.6%の回収率となる
従来ほどではないですが、仮想通貨には一定の期待をすると同時に、リスクが低く比較的安心して繰り延べができると考え、そのマシンに投資することにしました。
なお、キャンペーンがなくとも「99%買い取り特約」「採掘したコインの40%は手元に残る」ことから100%近くの繰り延べが期待できるので、投資していたと思います。
詳しくは、以下のページからご覧ください。
5回目のマイニングマシンへの評価

当社では、2023年6月14日の時点で、この投資に対して「2点(5点満点)」と評価しています。
なお、点数は評価する時期によって変わることがあります。
それは節税商品に対する知識、会社の状況(創業期、成長期など)、商品によっては為替の変動などが影響することがあるからです。
よって、商品の特性だけで判断するのではなく、会社の状況などを踏まえて投資すべきではないかと考えています。
当社が「2点」という評価をした詳しい背景や、状況に応じた判断に対する考え方をお聞きになりたい場合は、お気軽にご連絡ください。
当社が投資したほぼ全ての商品の情報提供者であるパートナー企業から詳しい説明を受けられるよう手配いたします。
この評価の背景を聞きたいサクセスフューチャーは61以上の商品への投資実績あり
2008年以来、100万円からできるLED照明事業をはじめ、保険や民泊、航空機など、さまざまな節税商品に累計10億1464万円を投資してきました。
当サイトでは、継続的に成果を出している商品のみを紹介しています。
投資実績を時系列で紹介しておりますので、ぜひご参照ください。
お問い合わせ売り手の情報ではなく、体験談の紹介
私達は節税商品の販売者ではありません。
経験に基づいた、節税に役に立つ情報提供と、課題解決の提案をいたします。
当社が節税の必要性に迫られたとき、節税情報をいくら探しても「売り手」の情報しか見つかりませんでした。
そのため、投資には相当の決断が必要でした。
幸い、ほとんどの投資はうまくいきましたが、失敗した例もあります。
「この体験談を紹介すれば、節税が必要な企業さまにきっと喜ばれる」と考えたのが、このサイトを作った理由です。
当社がどんな目的で何に悩み、どんな投資をし、うまく節税できたのかをお伝えしますので、お気軽にお問い合わせください。