保険の返戻金が3,000万円戻ってきます。出口戦略として利用できる商品はありますか。
- 詳しいプロフィール
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以前節税対策で加入した保険の満期で3,000万円が今期決算の4ヶ月前に戻ってきます。
出口戦略を考えていなかったので全額が収益になります。
今期償却できる商品はありますか。
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はい、当社の行った節税対策で全額償却ができる商品がありますので紹介します。
ご質問内容から今期での償却と同時に複数年の利益の繰り越しを望まれていると推測いたしました。
保険の失効をお勧めします。
保険は失効させることで最大3年間返戻を止めることができます。
保障はなくなりますが、今期の返戻を止めることができます。
失効させている期間に出口戦略を考えられることをお勧めします。
詳しくは保険会社にご確認ください。
なお、既に失効制度を利用した後の返戻の場合。
もしくは失効制度を利用できない、利用しないなどで商品をお探しの場合は以下を参考にしてください。
償却性の異なる節税商品
- 即時償却のできる商品
- 減価償却期間1年の商品
2種類の即時償却のできる商品
- 少額減価償却資産を利用する商品
- 少額減価償却資産を利用しない商品
少額減価償却資産を利用する商品
税制改正により令和4年度中に利用できなくなる商品となります。
施行までの契約が必要になります。
決算月、または決算月までに税制改正がされる場合は施行の前月に契約されることをお勧めします。
当社が投資した当時は、下記商品の全ての契約を約2週間で締結しました。
- LEDレンタル事業
- エアコンレンタル事業
- 足場レンタル事業
どの事業も投資金額の回収方法は同じ流れとなります。
- 事業者から商品を購入する
- 購入した商品をその事業者にレンタルする
- 事業者から毎月の賃料を受け取る
- 投資額以上の回収になる
LEDレンタル事業
▼投資金額:100万円/口
▼契約期間:4年
▼回収利回り:110%
当社は2022年2月時点で契約から約3年ですが毎月回収できています。
エアコンレンタル事業
▼投資金額:499万円/口
▼契約期間:5年
▼回収利回り:120%
この商品に関しては節税パートナーが契約を行いました。
2022年2月時点で契約から約1年ですが毎月回収できています。
なお、事業者がレンタル先を見つけてからの契約になります。
契約時には締結まで約1週間でしたが、状況により時間がかかることも考えられます。
契約される場合は早めの検討をお勧めします。
足場レンタル事業
▼投資金額:500万円/口
▼契約期間:5年
▼回収利回り:124%
2022年2月時点で契約から約4年半ですが毎月回収できています。
また、契約で回収額が高くなる年があります。
全回収額のうち5年目に36%、8年目に24%の回収となり、総額の約60%を占めます。
そのため、将来に利益を繰り延べできる額が高くなります。
少額減価償却資産を利用しない商品
税制改正が施行された後も利用できます。
仮想通貨のマイニングマシンへの投資
マイニングマシンとは仮想通貨を採掘するための機器です。
税制優遇制度を利用することで、マシンの購入代金を即時償却することができます。
事業のスキームは以下となります.
- マイニングマシンを購入する
- マイニングマシンの運用を事業者へ委託する
- 採掘できた分だけ仮想通貨を受け取る
- コインの合計数×相場のレートが収益となる
なお、マシンの委託管理料として固定の電気代と採掘量に対して20%分を事業者に支払います。
▼投資金額:150万円/口
▼契約期間:1年間毎の自動更新
▼回収見込:3年4ヶ月
▼年間利回り(見込):30.9%
固定の電気代と管理費が毎月必要
2022年2月時点で契約から9ヶ月ですが、見込以上のコイン数の回収ができています。
コインの相場に左右されますが、見込より10%以上高い利回り率で回収ができています。
減価償却期間1年の商品
期首に契約を行うことで当期中に全額償却ができます。
その場合、保険の失効制度を利用され、期首に返戻金を受け取る調整が必要になります。
ヘリコプター購入による利益の繰り延べ
中古ヘリコプターを購入し、運航会社に貸出します。
ヘリコプターの整備や維持にかかる費用は全て運航会社が負担します。
事業のスキームは以下となります。
- 中古ヘリコプターを購入する
- 運航会社へ機体を賃貸する
- 運航会社はヘリコプターの運用により収益を上げる
- 運航会社から毎月の賃料と飛行実績に応じた額を回収
- 最終月に機体売却費用も含めて回収(回収額の約80%額)
契約の翌月からの回収となります。
▼投資金額:1,500万円~/口(機体によります)
▼契約期間:3年~5年
▼回収利回り:100%以上
回収額の約80%が最終月に入金されますので、毎月の賃料比率は低くなります。
そのため、将来に利益を繰り延べできる額が高くなります。
2022年2月時点で契約から約3年です。
コロナ禍の影響で一時期ヘリの運用ができなくなり回収が滞った月もありますが、現在は回収ができています。
3,000万円を投資する場合の投資例
足場レンタル事業:2×5000万円=1,000万円・・・(a)
ヘリコプター事業:1×2,000万円=2,000万円・・・(b)
(a)+(b)=3,000万円
上記投資の場合に毎月の回収以外に一括入金されるタイミングと金額
3年後:約1,600万円(ヘリコプター事業3年契約の場合)
5年後:約360万円(足場レンタル事業)
8年後:約240万円(足場レンタル事業)