減価償却の節税についておしえてください。

渡邊の写真
渡邊 崇甫税理士(元国税局 調査官)
  • 詳しいプロフィール
公開日:

減価償却資産を購入して節税する場合にはどのようなことに注意すればよいでしょうか。

減価償却資産での節税は、以下に注意することをおすすめします。
  • 購入時期
  • 中古資産を活用すること

購入時期

「いつのタイミングで購入するか」は、初年度に損金算入できる金額に大きく影響します。

月割で損金算入額を算出するため、決算直前の購入を避けた方がよいからです。

決算1ヶ月前に購入した場合、初年度損金にできるのは、1年分の損金算入額の1/12になります。

中古資産を活用すること

中古資産は、新品の資産よりも償却年数が短くなります。

短期償却ができ、年あたりの損金額が大きくなります。

当社が投資した中古資産を活用した節税は以下のとおりです。

法定年数を過ぎている場合、上記資産の法定耐用年数は2年から4年になります。

「中古」である理由から、法律上では2年から4年で価値がなくなるとみなされます。

しかし、耐用年数が過ぎた後も十分使用できます。

そのため、運用益と売却益を得るリース事業で利益繰り延べができるものが多くあります。

運用方法は、投資実例をご覧ください。