決算まで残り3ヶ月です。今後の業績がどうなるか不安もあり、短期繰り延べができる節税を探しています。
渡邊 崇甫税理士(元国税局 調査官)
- 詳しいプロフィール
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決算まで残り3ヶ月です。
利益を繰り延べたいと思いますが、現況を考えるとあまり長期の繰り延べは考えていません。
短期的な繰り延べができる節税を教えてください。
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決算3ヶ月前でも投資でき、1年〜4年の短期繰り延べができる節税として以下3つの節税をご紹介します。
- ドローンレンタル事業
- LEDレンタル事業
- 仮想通貨事業(マイニングマシンへの投資)
すべて購入する対象物が1つあたりの金額が10万円未満であり、少額償却資産として一括償却できるものとなります。
そのため、決算直前での投資でも投資金額が全額損金にできます。
それぞれの事業の概要は以下のとおりです。
ドローンレンタル事業
この事業は、購入したドローンを、「ラップタイムを競うレース」や「操縦士資格の取得スクール」を行う事業者へ貸し出し、事業者からの賃料にて投資金額を回収するものです。
▼契約期間:1年
▼回収期間:1年
▼募集金額:360万円/口
▼利回り:105%
*利回りは2019年9月投資の事例となります。
現在の利回りはお尋ねください。
LEDレンタル事業
この事業は、LED照明を購入し、LEDをレンタルにて導入する企業に向けたサービスを提供するレンタル会社に貸し出し、賃料を回収していくものです。
▼契約期間:4年
▼回収期間:4年
▼募集金額:100万円/口
▼事業利回り:120%
*利回りは2018年10月投資の事例となります。
現在の利回りはお尋ねください。
仮想通貨事業(マイニングマシンへの投資)
この事業は、仮想通貨事業に使われるマイニングマシンを購入し、マイニング業者に貸し出し、賃料を回収していくものです。
▼契約期間:1年~3年で選択可能
▼回収期間:1年~3年で選択可能
▼募集金額:200万円/口
▼事業利回り:(1年111%、2年127%、3年143%)
*利回りは2019年12月投資の事例となります。
現在の利回りはお尋ねください。
なお、賃料の回収は、貸し出す事業者の収益に関わらず毎月固定で回収できます。