足場レンタルとLEDレンタルではどちらの方が安全な投資といえるでしょうか。

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渡邊 崇甫税理士(元国税局 調査官)
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投資資金がその年に全額損金計上できる節税を探していたところ、LEDレンタルと足場レンタル事業を見つけました。

どちらも、同じような特徴で魅力を感じていますが、どちらの方が安全といえるのでしょうか。

安全性に関しては、LED照明レンタルは千葉県で経営革新事業者に選定されていますし、足場レンタルは業界最大手の会社です。

当社は、LED照明レンタルと足場レンタルのどちらにも投資をしていますが、両社とも信頼しており、安全だと判断しています。

安全性の他に押さえておきたいこと

2つの事業への投資を検討する上で、安全性とは別で押さえておきたい点があります。

おっしゃる通り、LED照明レンタルと足場レンタルはよく似た商品です。

費用がかかるのは投資する際の1回のみで、投資金額は全額がその期に損金になります。

しかし、これらには以下のような違いがあります。

▼LED照明レンタル

  • 投資したいときにすぐに契約できる
  • 契約期間が4年
  • 利率は110%
  • 手数料が不要

▼足場レンタル事業

  • 在庫と借り手の有無によってすぐに契約できない可能性がある
  • 契約期間が9年
  • 利率は121%
  • 手数料の追加負担あり

上記の特徴を踏まえると、両方に投資経験のある当社ではLED照明レンタルの方が優れていると判断しています。

その理由は以下です。

理由その1:利回り

LED照明レンタルの利率は110%と一見すると足場レンタルに見劣りします。

しかし、4年で契約が終了しますので、仮に4年後に再投資をすると8年間で120%を回収できたことになります。

理由その2:タイミング

足場レンタルはすぐに契約できない可能性があります。

ですので、決算直前で投資したい場合にはできない可能性が高いです。

当社では、契約に約1ヶ月程度かかりました。

一方で、LED照明レンタルは、決算2週間を切っての申し込みでしたが無事に間に合わすことができました。

ですので、まずはLED照明レンタルに投資をして、その後足場レンタルをする優先順位で検討してみてはいかがでしょうか。

それぞれに投資をした当社の事例は以下からご覧いただけます。