当社の従業員の加入事例を用いてご説明します。
加入時:2008年
退職時:2038年
納付年数:30年
毎月の掛金:3万円
受取り額:1146万円
退職金受取り時の税金について
退職金には退職所得控除が適用されるので、ほとんどの場合は税金がかかりません。
控除額の計算方法
▼勤続年数20年以上の場合
控除額=800万円+70万円×(勤続年数-20年)
※特退共における勤続年数とは、納付年数のことを指します。
※勤続年数が20年以下の場合は、計算方法が異なります。
当社の従業員は勤続年数が30年になる予定ですので、
800万円+70万円×(30年-20年)=1500万円
1500万円が控除額として、退職金支給額から差し引くことができます。
1500万円>1146万円のため、従業員は1146万円を税金がかからずに受け取ることができます。
以上、退職所得控除額の計算の仕方と税金についてご説明しました。
勤続年数が20年以下の場合の計算方法については、特退共のページで記述しています。
また、当社では、特退共に併せて中退共、養老保険にも加入しています。
従業員の老後の不安を減らし、頑張りたくなる環境を用意することで、「働く人に選ばれる会社」になることを目指しています。