約3000万円の利益を圧縮できる元本保証に近い投資商品を教えてください。

渡邊の写真
渡邊 崇甫税理士(元国税局 調査官)
  • 詳しいプロフィール
公開日:

繰越欠損金と社員ボーナスで前期は決算対策を行いました。

しかし、欠損金もなくなり、今期からは本格的に節税が必要になります。

節税したい金額は3000万円程度です。

設備投資は考えていませんので、元本保証に近い投資商品で利益を圧縮できるものがあれば教えてください。

オペレーティング・リースがおすすめです。

それは、飛行機やタンカーなど高額資産をリースする事業です。 

航空会社や海運会社は、高額のため機体や船舶をリース契約する場合があります。

リースする会社は、購入資金の一部を事業主から集めます。

そのため、オペレーティングリースを経験した私のクライアントは出資者という形で事業に参入しました。

出資金額は最低3000万円からです。

契約期間の終了時にはリース料と売却益で元本以上を回収できます。

元本保証ではありませんが、販売窓口が大手銀行で、購入資金の約8割をリース会社に融資しているので信用性が高く安心できるとクライアントは判断しました。

初年度には出資金額の約50%から80%を損金算入できます。

クライアントは3000万円の約50%の1500万円ほどを初年度に損金算入しました。

出資という方法を取ることで、減価償却のような月割計算ではなくなり、決算前でも大きな金額を損金算入できるようになります。

支払いもはじめの1回きりですので、決算対策にも有効な節税方法と言えます。

クライアントは決算2ヶ月前に出資しましたが、必ずしも希望の時期に募集があるとは限りませんのでご注意ください。

クライアントの加入事例は以下からご覧いただけます。