従業員を被保険者にした養老保険の会社側のメリット、デメリットをご説明します。
メリット
▼保険料が損金になる
全従業員を加入させると、保険料が損金扱いになります。
損金にできる割合は、受け取り人の指定条件によって異なります。
死亡保険の受け取り | 満期保険金 | 損金性 |
従業員の遺族 | 従業員 | 全額損金 |
従業員の遺族 | 会社 | 1/2損金 |
満期保険金の受取人が従業員であれば、保険料は全額損金になります。
一方、受取人が会社であれば、保険料は1/2損金になります。
その他の退職金制度の中退共、特退共は全額損金の反面、退職金はどんな場合も直接、従業員へ支払われます。
しかし、養老保険の1/2損金タイプを選択すると、満期返戻金や解約返戻金は一度会社が受け取れるようになります。
デメリット
▼保険料の継続支払い
保険の特性から、保険料を満期まで払い続ける必要があります。
経営状況が悪化すると支払いが困難になり、途中で解約しなければならない可能性があります。
途中解約は、返戻率が大幅に減少するので大きな損失がでてしまいます。
満期まで支払えるだけの余裕を持って加入することをおすすめします。
以下、当社の加入事例をご紹介しています。