会社が返戻金を受け取れる保険のひとつに養老保険があります。
なお、養老保険は全従業員を加入させる必要があります。
また、保険金の受取人の指定方法で損金性が以下のように変わります。
死亡保険金の受取人 | 満期保険金(退職金)の受取人 | 損金性 |
従業員の遺族 | 会社 | 1/2損金 |
従業員の遺族 | 従業員 | 全額損金 |
受取人を会社にする場合、保険料は1/2損金になります。
クライアントの加入事例
全従業員に、退職金1000万円を支給することを目的に加入しました。
受取人を会社にしたため、損金性は1/2損金です。
加入保険は、退職時期に合わせて、10年満期、15年満期や65歳満期というように加入します。
クライアントが加入したのは、10年満期のもので年間保険料は1,016,080円になりました。
保険料は、従業員ごとに年齢、健康状態で多少の差があります。
10年後、1000万円を受け取り、従業員に支給する予定です。
クライアントの加入保険は以下からご覧いただけます。