中小企業経営強化税制の節税スキームを活用した具体的な節税商品を教えてください。
渡邊 崇甫税理士(元国税局 調査官)
- 詳しいプロフィール
公開日:
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中小企業経営強化税制の節税スキームを活用した具体的な節税商品を教えてください。
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当社は、2021年4月、中小企業経営強化税制を利用し「仮想通貨マイニングマシン」に投資しました
投資の内容
投資金額 520万円
※マイニングマシン代:100万円×5台
※中小企業経営強化税制手続き費用:20万円ランニングコスト 電気代:月額10万円
管理費:毎月実績に対して20%年間利回り(見込) 30.90% 回収予定 3年4ヶ月後 マイニングマシンは、パソコンの扱いとなり4年で減価償却しますが、税制を使うことで即時償却することができます。
当社は、仮想通貨の将来性に期待しており、この投資を含めてマイニングマシンに5回投資しています。
よって、獲得した仮想通貨は円に換算せずに保有しています。
中小企業経営強化税制を使った投資は4回目になります。
より詳しい内容は、こちらよりご覧ください。
当社がマイニングマシンに投資した全てのケースはこちらよりご覧ください。
中小企業経営強化税制を利用する際の注意点
この税制を利用する際に注意すべきことが2点あります。
- 手続きに費用がかかる
- 手続きに一定の時間がかかる
手続きに費用がかかる
この制度の利用にあたり、行政の申請に必要な資料を税理士に作ってもらう必要があります。
当社は、その費用として20万円支払いました。
手続きに一定の時間がかかる
当社は、マイニングマシンへの投資の際に、この制度を利用しようとしました。
決算1ヶ月前に申請しようとしたところ、資料の準備が間に合わないことがわかり利用をあきらめました。
4回目の投資の際は、決算の3ヶ月前から動き始めたため間に合わせることができました。
この制度を利用する際は、以上の点を注意して進めることをお勧めします。