法人保険が、利益の繰り延べに多く使われる理由には以下の点が挙げられます。
- 決算直前でも加入できる
- 金額が自由に決められる
- 損金性が高い
- 繰り延べ期間が自由に決められる
通常、車などを購入して節税をする場合、決算直前だと当期に計上できる損金額はほとんどありません。
なぜなら、減価償却資産の損金計上方法は、月割り計算だからです。
しかし、保険は加入時期に関係なく損金を計上できます。
損金性には、次の5つのタイプがあります。
「全額損金」「1/2損金」「1/3損金」「1/4損金」「全額資産」
節税目的には、「全額損金」と「1/2損金」が多く選ばれます。
保険料も自由に設定できることから、決算直前でも節税したい金額に応じて利益圧縮ができるようになります。
以下、は当社のクライアントが加入した保険の事例です。
▼中短期繰り延べ(3年~10年)
▼長期繰り延べ(10年~20年)
ご参考になればと思います。