社用車の買い替えを検討しています。まもなく決算なのですが、今期中古車の購入はよろしくないでしょうか。

12月決算の小さな会社をしています。

今期は500万以上利益がでそうなので、対策をしたいと思っています。

営業車がかなり古いので、買い替えを検討しています。

中古車で節税ができることは以前より聞いたことがありました。

色々調べた結果、中古車を購入しても今期に減価償却分を費用として計上できるのは、残りの2か月分で、後は、来期に10か月分を減価償却になることがわかりました。

この場合、今期の節税にならない感じがするのですがどうでしょうか。

来年の1月まで待ってから4年落ちの車を購入した方が良いのでしょうか?

もちろん来期も利益が出る前提の話です。

仰る通り、今期4年落ちの中古車を購入された場合、購入金額を12ヶ月で割ったうちの10ヶ月分に関しては、資産扱いとなり税金がかかります。

決算前での購入は車両購入代金として現金はなくなる上に、節税効果は低いデメリットがあります。

節税効果を最も大きくするには、ご質問者様のおっしゃる通り決算月が過ぎた1月になってから購入する方がおすすめです。

また、購入以外の方法として「リース契約」もございます。

なお、損金算入できる割合はリース契約においても購入時と変わらないため、決算直前では、購入、リースいずれにおいても大きな損金効果は期待できません。

しかし、リースの場合であれば、支出は使用した期間分のみとなりますので、購入とは違い現金が残ることから、残る金額でその他の節税対策が可能となります。

リース契約と即時償却ができる節税の組み合わせ

当社が経験した商品の中に、決算直前でも投資金額が全額即時償却になる節税商品があります。

100万円から可能なものもございますので、ぜひご覧ください。

なお、リース契約の場合は、3年、5年といったように契約期間が定められています。

期間満了時には、車を買取りできるケースもありますが、当社が導入するケースでは、新しい車に乗り換え、再び契約を更新するものとなります。

そのため、基本的には使用する間はずっとお金がかかり続けます。

仮に壊れるまで使い続けるような想定であれば、最終的な支出額は購入の方が少なくなります。

当期の節税という観点で社用車リースの導入をご紹介しましたが、ご質問者様の状況に合わせてご検討ください。

このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
近畿税理士会所属:登録番号128780
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
近畿税理士会所属:登録番号128780
一般的な企業税務はもちろんのこと、国際税務、組織再編、金融取引等、税務上の取扱いが困難・複雑とされる分野についても実務ノウハウを蓄積。
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書