小規模企業共済の掛金を、途中で停止(休止)することはできますか?

渡邊 崇甫税理士(元国税局 調査官)
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小規模企業共済に加入を検討していますが、業績が悪化した場合に掛金の支払いを一時的に止めることはできるのでしょうか。強制解約になってしまうのか心配です。
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掛金の払込みを停止(掛止め)することができます。強制解約にはなりません。
資金繰りが厳しくなった場合、掛金の払込みを一時的に停止する「掛止め」という手続きが利用できます。 掛止め中は解約とはならず、それまでの積立金はそのまま維持されます。
掛止め中の注意点
- 掛止め期間中は所得控除が受けられません。
- 共済金の給付事由が発生した場合は、掛止め中でも受け取りは可能です。
- 再開したいときは、いつでも払込みを再開できます。
減額という選択肢もあります。完全に止めるのが不安な場合は、月額1,000円まで減額することもできます。 最低限の金額で加入を継続しながら、所得控除の適用を受け続けることができます。
掛止め・減額・解約の比較
選択肢 メリット デメリット 掛止め 積立継続・再開自由 掛止め期間中は控除停止 減額 控除継続・負担軽減 節税効果は減少 解約 現金化できる 元本割れリスクあり 一時的な資金難であれば、解約を選ぶ前に掛止めや減額で対応できるかどうかを確認することが選択肢のひとつになります。
まとめ
小規模企業共済は業績悪化時にも強制解約にはならず、掛止め・減額という柔軟な対応が可能な制度です。積み立ててきた資産を守りながら状況に応じて対応できる点は、長期での加入を検討する上で重要なポイントです。
解約は現金化できる反面、加入期間が短いと元本割れするリスクもあるため、判断は慎重に行うことをおすすめします。
小規模企業共済加入の体験談は以下のリンクからご覧いただけます。
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