サクセスフューチャーの人件費について、売上に対して人件費を算出しその割合を出してみました。
この割合のことを、売上高人件費率というようです。
売上高に対する人件費の割合を言い、この割合が高ければ高いほど人件費が多くかかっていることになります。
計算式は以下のとおりです。
人件費率(%)=人件費÷売上×100
以下、通信費を売上原価、人件費を販管費として算出した営業利益率と売上人件費率になります。
なお、人件費には以下を含めています。
- 役員報酬
- 役員賞与
- 給料手当
- 賞与
- 法定福利費
営業利益率 | 売上高人件費率 | |
1期 | 52.78% | 41.31% |
: | : | : |
4期 | 66.88% | 28.63% |
5期 | 61.33% | 30.08% |
: | : | : |
11期 | 74.20% | 23.91% |
: | : | : |
14期 | 88.97% | 9.07% |
15期 | 84.97% | 13.33% |
11期以降、人件費率は大きく減少し、営業利益率がぐんと上がっているのがわかります。
ちょうど、売上が大きくあがるようになったのもこの頃です。
売上が大きくなった場合、通常であれば人手不足などの問題が生じますが、ITの手法であればそれもありません。
サクセスフューチャーの従業員数は、少数精鋭をとっているため、3名です。
従業員への給与支給額は年々増加している点に加え、賞与も支給した上でも約10%という低い割合で抑えられていることが、大きなポイントだと感じました。