社用車の購入で本当に節税対策になるのでしょうか?

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渡邊 崇甫税理士(元国税局 調査官)
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節税対策の一つとして、「社用車の購入」を見かけることがあります。

本当に節税になりますか?

節税対策の手段として、「社用車の購入」に関する記事をよく見かけます。

これが本当に節税になるのかを検証したいと思います。

社用車の購入が節税対策になると言われる理由

  1. 新車の場合は6年かけて全て経費にできる
  2. 「4年以上経過」した中古車なら1年で購入費をすべて経費にできる

ここで、節税をする目的について改めて確認したいと思います。

節税の目的は、1円でも多く会社にお金を残すこと

節税の目的は、1円でも多く会社にお金を残すことです。

「そろそろ営業車を買い換えなきゃ」という状況にあれば、社用車の購入は節税対策として効果的です。

しかし、特に新たに買う必要がなかったり、経営者さんが個人的に「高級車に乗ってみたい」という理由で購入するのは、たしかに税金の支払いは少なくて済みますが、「お金を1円でも多く残す」には反するので本末転倒です。

特に社用車を買う必要性がない場合、違う選択をするのも一つの方法です。

わたしのクライアントは節税対策の一つとして、「購入費を全額を即時償却できる商品」に投資することで節税し、数年かけて投資資金を回収しています。

購入例

マイニングマシン(仮想通貨のマイニングを行う機械)への投資

クライアントは、マイニングマシンに投資しました。

優遇税制を利用することで購入費をすべて経費にすることができます。

マイニングによる収益に加え、1年後に購入代金の99%でマシンを買い取ってもらえるオプションがついているので、「1年間の利益の繰り延べ」が実現します。

投資金額:1400万円(1口700万円×2台)

それぞれのメリット、デメリット

社用車の購入

メリット

個人で買う事よりもトータルコストが安くて済む

デメリット
  • 減価償却のため、決算直前で購入すると、その年度の経費計上額が少なくなる
  • 売却の際、購入価格を下回ることになる
社用車購入で節税効果をあげるには

買い替えや、業務拡大により社用車を増やす必要があるなど、「実際に社用車の購入が必要な場合」に有効

マイニングマシンへの投資

メリット

決算直前でも全額を経費計上できる

デメリット
  • 1年後に売却を前提にするプランの場合、回収したお金の活用方法をあらかじめ検討しておく必要がある
  • 長期保有するプランの場合、暗号資産の価値の変動による資産の上下がある
マイニングマシンへの投資で節税効果をあげるには

1年後の確定売り上げとして、1年かけて計画的な節税準備をすること

当サイトを運営するSFは、61以上の商品への投資実績あります

2008年以来、100万円からできるLED照明事業をはじめ、保険や民泊、航空機など、さまざまな節税商品に累計10億1464万円を投資してきました。

当サイトでは、継続的に成果を出している商品のみを紹介しています。

売り手の情報ではなく、成功事例の紹介

当サイトは節税商品の販売者ではありません。

経験に基づいた、節税に役に立つ情報提供と、課題解決の提案をいたします。

このサイトは、SFが節税の必要性に迫られたとき、節税情報をいくら探しても「売り手」の情報しか見つかりませんでした。

そのため、投資には相当の決断が必要でした。

幸い、ほとんどの投資はうまくいきましたが、失敗した例もあります。

この体験談を紹介すれば、節税が必要な企業さまにきっと喜ばれると考えたのが、このサイトを作ったきっかけです。

当社がどんな目的で何に悩み、どんな投資をし、うまく節税できたのかをお伝えしますので、お気軽にお問い合わせください。