中小企業の、退職金相場について質問です。

従業員の退職金制度を検討しています。

中小企業の退職金の相場はどの程度でしょうか。

中小企業の退職金相場についてお答えします。

東京都産業労働局が示す中小企業のモデル退職金は以下のとおりです。


定年(38年勤続)
? 大卒   1082万円
? 高卒  1138万円

中小企業で使われている退職金制度

  • 中小企業退職金共済(中退共)
  • 特定退職金共済(特退共)
  • 退職金保険

同じく東京都産業労働局によると、全体のうちの50.2%が中退共にて退職金を準備しています。

特退共は6.3%、退職金保険は11.1%でした。

中退共は国の制度であり、掛金が全額損金ということや助成金を受けられることが支持される理由のようです。

退職金準備は中退共で

中退共で支払われる退職金金額

22歳で加入し、60歳の定年になる頃、約1669万円を従業員へ支給できます。(掛金3万円/月の場合)

納付年数が4年以上になると、受取額は掛金を上回ります。

掛け金を毎月3万円にすれば、受け取れる金額は一般的なモデル退職金よりも多くなります。

加入手続きも金融機関窓口にて書類を提出するだけです。

まずは国の制度で安心かつ平均以上の給付額を支給できる中退共への加入をおすすめします。

以上、中小企業の退職金相場と退職金制度をご紹介しました。

中退共の掛金や詳しい内容は以下のページでご覧いただけます。

このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書

このQ&Aの回答者

渡邊 崇甫税理士(元国税局調査官)
一般的な企業税務はもちろんのこと、国際税務、組織再編、金融取引等、税務上の取扱いが困難・複雑とされる分野についても実務ノウハウを蓄積。
これまでの経歴
  • 国税局 調査第一部 国際調査課
  • 国税局 調査第一部 特別国税調査官
  • 国税不服審判所(本部)
著書