「ヘリコプター事業」は、御社が最近積極的に投資している投資先とのことですが、その理由はなぜでしょうか。

渡邊 崇甫税理士(元国税局 調査官)
- 詳しいプロフィール
公開日:
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「ヘリコプター事業」は、御社が繰り延べの投資先として、最近積極的に投資しているとのことですが、その理由はなぜでしょうか。
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当社がヘリコプター事業に現在、積極的に投資をしている理由は、以下の2点です。
- 償却期間が短く、短期で投資金額の100%以上が回収できる
- 事業理念への共感
1、償却期間が短く、短期で投資金額の100%以上が回収できる
当社が投資しているヘリコプター事業は、中古ヘリコプターを購入し、ヘリコプター運航会社へ貸し出すものです。
期間中の運航会社からの賃料収益と運航収益に加え、契約期間終了時の売却益にて投資金額の100%以上を回収することができます。
以下、3度の投資経験のうち、投資から売却まで一連のながれを経験した1回目の実績となります。
投資時期 2017年12月 投資金額 3960万円 償却期間 12ヶ月 売却時期 2019年8月 売却金額 3438万円…① 賃料合計 931万円…② 回収額合計 4369万円(①+②) 回収率 110% 事業理念に共感
この事業者は「ヘリコプターを公共交通機関にする」という理念を掲げています。
当社は、こちらのヘリコプター運航会社をパートナー企業に紹介していただきました。
合計3機へ投資した中の1機目の際、運航会社社長とお話をする機会がありました。
その際に聞いたことは、「日本のヘリコプターチャーターは高すぎる。理由は、低い稼働数に合わせた価格設定をしているからで、LCCと同様に高い稼働率にすることで、適正価格でサービスを提供できる」ということでした。
その考えのもと、この運航会社は、市場価格の1/5のチャーター料金でのサービス提供を実現しています。
この運航会社は、同じ理念のもと、ヘリコプターだけでなくプライベートジェットも運航しています。
海外では当たり前のように使われているヘリコプターやジェットの移動を、日本においても当たり前にしたいという理念に、当社は共感をしました。
その社会の実現の過程では、多くの機体が必要になってきます。
そこに少しでも貢献できればという気持ちを込めて、合計3つのヘリコプターと、1つのプライベートジェットへ投資をしています。
そちらの投資事例は、以下にてご覧いただけます。