ふるさと納税は会社経営者でも使えますか?節税効果の上限を教えてください。

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渡邊 崇甫税理士(元国税局 調査官)
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ふるさと納税が節税になると聞きましたが、会社役員でも使えますか?役員報酬が高い場合、上限額はどのくらいになりますか?また、法人ではなく個人としての活用になりますか?

役員個人として活用できます。控除上限額は役員報酬が高いほど大きくなり、年収2,000万円で約62万円が目安です。ふるさと納税は個人の制度であり、法人としての活用とは別の仕組みになります。

仕組みの概要

自治体へ寄付すると、寄付額から2,000円を差し引いた金額が所得税・住民税から控除されます。さらに寄付先の自治体から返礼品(食品・日用品等)が届くため、実質2,000円の負担で返礼品を受け取れます。

役員報酬別のふるさと納税上限額の目安
年収(役員報酬)控除上限額の目安
500万円約6万円
800万円約13万円
1,000万円約18万円
1,500万円約38万円
2,000万円約62万円
3,000万円約109万円

※扶養家族の人数や他の控除の状況によって変動します。上限を超えて寄付した分は控除されないため、事前に目安を確認した上で寄付額を設定することをおすすめします。

補足:法人として自治体へ寄付する場合

法人も自治体への寄付(企業版ふるさと納税)を行うことができ、寄付額の最大90%が法人税等から控除されます。ただし個人のふるさと納税とは制度が異なり、返礼品の受け取りはできません。個人の節税と法人の節税はそれぞれ別の制度として設計されています。

まとめ

ふるさと納税は役員報酬が高いほど控除上限額が大きくなるため、高額報酬の経営者にとって活用しやすい個人の節税手段のひとつです。実質2,000円の負担で返礼品を受け取れる点も含めると、他の所得控除と組み合わせて活用することで手取りの改善につながります。

上限額は年収・家族構成・他の控除の状況によって変わるため、申告前に目安を確認しておくことが重要です。

また当社の寄付に関連する体験談は以下のリンクからご覧いただけます。

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