私がこれから行う事業である経営者コミュニティーの会費について、料金の決め方をどう考えればいいのかわかりませんでしたが、社長と相談の上、毎月必ず発生するコスト分の売上を捻出することを最優先として考えていくことにしました。
本日のブログでは、会費について考えたことの続きを書いていきます。
このコミュニティーでは、ざっくり事業資金として初期費用に5億円かかっています。
そこからそれらを維持するのには、毎月約108万円がかかることになります。
月会費は、まだ検討中ですが、仮に10万円で設定してみます。
1人あたりの月会費が10万円だとすれば、固定費を賄うには10人集めることが必要になります。
言い換えれば、10人以降は利益となり、5億円の返済に充てられます。
会員数×10万円の売上に対して、固定費を差し引いた利益で、5億円を回収するのは会員が何人になった頃かをシミュレーションしてみました。
以下、シミュレーションの結果です。
▼1人あたりの月会費10万円
▼1ヶ月の維持管理費108万円
人数 | 10人 | 15人 | 30人 | 40人 | 50人 | 60人 | 80人 | 90人 | 100人 |
月の売上 | 100万円 | 150万円 | 300万円 | 400万円 | 500万円 | 600万円 | 800万円 | 900万円 | 1000万円 |
月のコスト | 108万円 | 108万円 | 108万円 | 108万円 | 108万円 | 108万円 | 108万円 | 108万円 | 108万円 |
月の利益 | -8万円 | 42万円 | 192万円 | 292万円 | 392万円 | 492万円 | 692万円 | 792万円 | 892万円 |
年間利益 | -96万円 | 504万円 | 2304万円 | 3504万円 | 4704万円 | 5904万円 | 8304万円 | 9504万円 | 1億704万円 |
5億の損益分岐点 | 5億960万円 | 4億964万円 | 4億763万円 | 4億3832万円 | 3億9128万円 | 3億3224万円 | 1億7816万円 | 8312万円 | +2392万円 |
仮に1人あたりの月会費が10万円とした場合、100人集まれば、返済が完了することが分かりました。
次に浮かんだのは、月に10万円を支払ってもいいと思えるサービスってどんなのだろう、、、?ということです。
当然、10万円以上の価値がなければ契約はしないはずです。
こちらに関しては、世の中に10万円の会費を支払うサービスがあるのか、もしあればそれはどんなサービスなのかというところから市場調査をしたいと思います。
自分自身が喜べるものでなければ、お客様が喜ぶわけありませんので、自分が「これだったら絶対入りたい!」と思えるサービスと金額をこれから決めていきたいと思います。