第84回サクセスフューチャーの経営の本質的理解(起業の動機と起業当時の事業計画)

前回のブログでは、今取り組んでいるサクセスフューチャーの経営理解に関して、表面的な理解で進めてしまっているという反省を書きました。

その反省を踏まえて、改めて社長が何を成し遂げるために、どんな計画を立て、その計画を達成するために何を行ってきたのかより細かく、丁寧に理解をしはじめました。

その一つめとして、まずは社長は何を成し遂げるために、どんな計画をたてというところを、本日は理解したことを書きたいと思います。

何を成し遂げるためという動機となる部分のはじまりは、社長の個人的な欲望からスタートしています。

クルーザーを買うこともそうでしたし、コンビニで値段を見ずに端から端まで買い物をするという夢もあったそうです。

はじめに入社をした会社からさまざまな出来事を経て、起業することになりますが、起業の大きなきっかけとなったのは、前職での人材採用を担当したことがありました。

前職で人材採用を担当した際、「100万円の費用で、いい人材を採用してくれ」と上司から言われたそうです。

「100万円もあれば採用できる」と当時思っていた社長でしたが、その難しさに考えが一変したようです。

その苦労を踏まえて、時代は紙媒体からITへ徐々に移行していたこともあり、ITに着目しました。

社長自身は、サイトを作る技術やノウハウはありませんでしたので、ITに強い人間を探しアイディアを共有し、共にビジネスをはじめたのがサクセスフューチャーの求人サイトのはじまりでした。

ここまでは、社長および、社長と当時から一緒に働いてきたスタッフから聞いた話になります。

現在、サクセスフューチャーでWebデザインとプログラミング、サーバー管理を行っているスタッフはこの当時からのメンバーです。

そして、当時作成した事業計画書を見せてもらいました。

そこには、事業の可能性、市場分析、他社分析、資金計画、向こう3年間の売上目標などが書かれていました。

事業の可能性には、「掲載無料」「安価な料金体系」が書かれていました。

IT化が進むにつれて、本来であればコストを大幅に削減した情報提供が可能なはずが、大手求人サイト運営企業が広告費用を上乗せすることにより、掲載費用は従来よりも高くなっているという市場分析をして、そこに提供するサービスの優位性を強く打ち出していました。

サイト構築を進め、有料体系をスタートさせたのは2003年3月とのこと。

この頃の短期目標は、月間売上300万円を達成することだったそうです。

300万円というのは、従業員が5人でしたので1人30万円ずつの給与を取り、その他経費を考慮しての金額です。

また、事業計画書には2003年より向こう3年間の売上目標について以下のようにありました。

▼求人サイト


売上目標利益利益率
1年目¥28,325,000
¥4,000,000
14%
2年目¥45,900,000
¥6,000,000
13%
3年目¥65,700,000
¥15,000,000
22%

驚いたことは、現在と比べて利益率が低いことでした。

現在の会社利益率は、80%以上ですが、はじめからそうだったわけではないことに気付きました。

今後、この当時の売上があがるしくみがどのようなものだったかなど、

調べていきたいと思います。

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