第86回サクセスフューチャーの経営の本質的理解(初月の売上と資金繰り)

起業後、まずはじめの短期目標は「月間売上300万円」だったことを前回のブログで書きました。

売上のしくみは、この当時から現在と変わりありません。

企業に対して、求人情報の掲載は無料、応募者が現れてはじめて課金が発生するしくみです。

料金体系は1ヶ月15,000円でこの間であれば応募者の人数に関係なく、連絡が取れるしくみになっています。

300万円を実現するには、300万円÷15,000円=200社からの課金申請が必要です。

実際に有料化を開始した2003年3月からのサイト売上は以下のとおりでした。

年月
売上
2003年3月
¥270,000
2003年4月
¥495,000
2003年5月
¥630,000
2003年6月
¥660,000
2003年7月¥1,050,000
2003年11月¥2,279,814
2004年1月¥3,332,413

初月の売上は27万円です。

これでは、スタッフの給料や事務所家賃などが払えないし、会社を起業して有料化するまでの期間を含めそれらはどうしていたのかを社長に聞きました。

すると、2つのことを話してくれました。

  1. 前職での経験、知識をもとに学生カード事業を同時並行にて行っていた
  2. 人件費および固定費が最大の会社負担のため、それぞれの目指すところを話し合い、各人が将来的に独立する関係性でスタートすることを合意のもとにビジネスをスタートした

前職での経験、知識をもとに学生カード事業を同時並行にて行っていた

簡単に聞く限りでは、大学生にカード作成を促し、契約に応じて手数料を得るというものでした。

即金性が高いビジネスであったため、前職でのノウハウをもとに新しい会社でもしくみを作ったそうです。

しかし、当初から代表が目指していた事業のしくみは「積み上げビジネス、権利収入ビジネス」です。

この事業はそのしくみに該当しなかったことから、あくまでも事業が起動に乗るまでの売上補填とし、起動に乗ればこちらは廃止する方向で考えていたそうです。

各人が将来的に独立する関係性でスタートすることを合意した上でビジネスをスタート

スタッフに、当時の話を何度か聞いたことがありましたが、はじめの頃はお給料が0に近いときも多々あったとのこと。

普通のサラリーマンでは、お給料が0というのは法律違反ですし、ありえない話です。

しかし、従業員のみんなは、はじめに約束をしたことからその状況に納得をしていたとのこと。

みんなが言っていたのは以下のようなことでした。

「別に起業願望や成功願望があったわけではなかったけれど、そりゃいい車の乗りたいしいい暮らしをしたいなどの願望はあった。社長が話す事業の構想は今から振り返ると、実績も根拠も何もなかったけど、当時この人についていったらそれらを叶えられるという期待を抱いたと思う」

そのため、一般的なサラリーマンとしてのポジションではなく、みんなで力を合わし、乗り越えて事業を成功させるという一致団結のもと、全員が同条件で会社がスタートしました。

このはじまりは、「ナポレオンヒルの成功哲学」に基づいていた

ここまで書きながら、あることに気付きました。

2で書いた、社長のビジネスのはじめ方は、まさに今自分が教科書として、社内の仲間と学んでいる「ナポレオンヒルの成功哲学」を実践していることに気付きました。

「ナポレオンヒルの成功哲学」は、社長が「この本のおかげでここまでこれた」と言って、私たちに読むように勧めてくれた本です。

この気付きについては、次のブログにて書き出し、頭の中を整理したいと思います。

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